あさきゆめみし 11 宇治十帖編 1: 源氏物語 (講談社コミックスミミ)

著者 : 大和和紀

• 講談社 (1991年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[海と青硝子さんの感想 · 2022年12月21日]

複雑な宇治十帖を、薫、匂宮、宇治の八の宮の姫君たちに絞って描かれていますね。
玉鬘の姫とか女一の宮(個人的に気になる女性)などは抜いて話をすっきりさせてあります。

[nakaizawaさんの感想 · 2018年5月22日]

内容紹介(amazon)
・光り輝く君が逝って幾年月。六条院の縁につながる2人の貴公子の青春が、宇治の里を舞台にくりひろげられる。
・自分はどこからきたのだろう？いったい、だれの子なのだろう！？出生の秘密に悩む薫は、俗聖（ぞくひじり）と評判高い八の宮を宇治に訪ね、親交を深める。やがて2人の美しい姫を知り、いつしか心ひかれていくが……。

コミック: 208ページ
出版社: 講談社 (1991/07)

[Teddyさんの感想 · 2017年5月4日]

実家に帰ると姉貴の蔵書あさきゆめみしを読むシリーズも11巻。ここから宇治十帖編が始まり、主役は薫の君。
出生の秘密に悩み、俗聖と呼ばれる八の宮に会いに宇治を訪れるまではいいものの、大君と中の君の姉妹に出会ってからは結局は自分勝手。光源氏の孫にあたる匂の宮も頭の中将並みにちゃらさ全開だし、血はつながっていないけど息子ってことになっている薫の君も光源氏とやっていること一緒。冷静に見るとかなりのだめんずですな。

[りんごあめさんの感想 · 2013年5月19日]

宇治十帖はこれで初めて読んだのですが、薫と匂宮が対照的でいいですね。

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2013年4月15日]

どうなる薫。結論が出ずに次巻へ進む。好感高いよ、薫。

[gitam2021さんの感想 · 2012年10月19日]

「ぼくは自分が誰なのかもわからない人間だ 、そんな 僕が心から愛することなんてできるわけがない。」薫の君と大 君 は似ている。愛を求めながらそこに正面から向かうことができないまま苦悶をする姿がよく描かれている。(^◇^;)
「それでも私は姉君ただお一人、と思い決めた心はそう簡単に思い返すことはできません。そうではありませんか、それが恋というものではありませんか」そうだこれが恋いというものだ。
私たちが憧れてやまない
もの、
こころ、
恋心…
(*^_^*)
そうした熱き心に 巡り合う者達に幸あれ、
君に巡り逢う日を心待ちにお待ちしています。

[yukimiさんの感想 · 2009年10月24日]

【M】

[ピヨピヨさんの感想 · 2009年9月9日]

言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。

高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

[ななしさんの感想 · 2006年2月7日]

学生の時に読んでれば試験で苦労しなかったかも

[かずのこさんの感想 · 2006年2月3日]

古典で源氏物語勉強するときになったら絶対読みなさい。
千年も昔に書かれたくせに、私を萌え殺す源氏物語筆者清少納言が許せない！

著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン！』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」