火の鳥(1) (手塚治虫漫画全集)

著者 :
  • 講談社
4.10
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本棚登録 : 311
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061732018

感想・レビュー・書評

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  • 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 「ブッダ」に続いて「火の鳥」全16巻を読みました。

    子供の頃に読んだ内容がかなり正確に頭に残っていたのが印象的。

    きっとそれだけ心に残る作品だったんでしょうね。

    時間や空間を超えた壮大なスケールには今更ながら手塚治虫の凄さに感嘆します。

  • 1981.12.12購入
    黎明編

  • 2も

  • 全16巻 +少女クラブ版 完結

  • 全巻
    古いけど古臭くはない。
    何十年後でも、読み応えは劣化しないんじゃないだろうか。

  • 読むたびに新たな気づきがあり、まだ全然理解できてないことに驚かされる。きっと、いまわの際に読むと、まったく違う側面を見せてくれるのかもしれない。

  • クマソの少年・ナギは火の鳥の力をもとめるヒミコの軍に村を滅ばされるが、そのヤマタイ国の将軍・猿田彦のはからいで命をながらえる。猿田彦を恨むナギだったがヤマタイ国で一つ屋根の下で暮らすうちに心を開いていく。
    ナギは女王ヒミコの命を狙うが失敗し、謀反の疑いをかけられた猿田彦は蜂の穴倉に入れられる。重傷を負った猿田彦を助け出しナギは故郷に戻る。
    しかし、不老不死の力を欲するヒミコは自ら軍を率いてクマソの地へ…

    卑弥呼=天照大神をはじめ、男弟・スサノオなど記紀神話と魏志倭人伝を重ね合わせたと思われる部分がかなりあります。ニニギはヒミコの子孫ではなく高天原族を名乗る騎馬民族の長としてあらわれています。

  • とても有名な作品ですが、今読んでもキャラクター、世界観、設定など文句のつけようがないです。かといって「命」をテーマにしたとても深い内容を難しく語るのではなくマンガらしく取っつきやすく描いています。
    作者がマンガの神様と呼ばれるのもこのマンガを読めば納得です。

    第1巻は「黎明編」舞台は太古の日本「邪馬台国」が舞台です。
    タイトル通り「火の鳥」を中心とした物語なのですが、火の鳥は命の象徴みたいな存在になっています。
    血を飲めば永遠の命を得るという火の鳥をめぐって人間の「生」に対する欲望を描いています。
    そして「幸せとは何?」と火の鳥は私たちに問いかけているのです。永遠の命を持てば幸せなのか?私はそうではないと思うし、そんなことはありえないんです。今ある限りある命でいかに幸せを見つけるかということがこのマンガにはたくさん描かれています。

    このマンガが30年以上前に描かれたとは思えない位の面白さ。名作はいつの時代も、どんな国の人が読んでも面白いんですね!!

    黎明編は次巻に続きます。どんな結末を迎えるのか気になります。
    何度読んでも深いです。

  • ビバ黎明編!

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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