有尾人 (手塚治虫漫画全集)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 44
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061732544

感想・レビュー・書評

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  • ★4つ「流線型事件」1948年娯楽社。
    描き版でなく、聾学校で印刷されたという謎の経緯。
    この作品以降は娯楽社からの出版がないのが残念なほど。
    昭和23年の手塚先生の画力が分かる貴重な作品。色刷りでないのが残念。

    ★3つ「有尾人」1949年不二書房。
    相変わらずの不二書房、低クオリティトレス。
    角川文庫版は2色刷りだけど、デジタル着色な感じで雰囲気は出ていない。
    ついにケン一くんまで使って後味の悪い読後感。

  • 主人公・ピギイ(ケン一)がインドネシア・ジャワの奴隷だったという衝撃的な設定から始まる本作。結局ピギイのジャワの原始人・有尾人でした。「人間にも尾椎骨があり、ごくたまにしっぽの生えた赤ちゃんが生まれることがある」というお話はその後の手塚作品にもたびたび登場しますね。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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