人間昆虫記(2) (手塚治虫漫画全集)

著者 : 手塚治虫

• 講談社 (1983年3月11日発売)

感想・レビュー・書評

[akg333さんの感想 · 2012年6月28日]

図

あぁ、一巻は面白かったのに...。

「十枝子が様々な才能を持つ男を、女の武器を使って絡み取っていくシンプルだけど欲深いものが込められている」っていうのに楽しみを見出していたのかなと。

[ピヨピヨさんの感想 · 2008年4月24日]

人間誰もが多少なりとも持っている「人の知識や能力をコピーする」生きかたを誇張させ、主人公十村十枝子に演じさせた人間昆虫記。何にでもなれるが、本来の自己が伴わない主人公の巧妙さ、悪さ、そして悲しさをグロテスクな描写を交えつつ巧みに書き出しています。僕としては、あまり好きになれない手塚作品のひとつなのですが…。

[ヲさんの感想 · 2006年4月6日]

おばぁちゃんの×××と戯れるシーンがもう…

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」