Summer Blue (講談社コミックスなかよし)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061788572

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  • Summer Blue
    NYへの転校が決まって、ずっと好きだったバスケ部の水谷に告白した北田、あっさり玉砕に涙した一部始終を後輩の要に見られた上、彼女は北田をからかう始末。放課後自転車置き場で足を怪我させてしまったせいで自称小悪魔の要に付け入られ、送り迎えやら何かと振り回されるものの、失恋の痛手から少し気がまぎれる。
    ある日、水谷に転校の事がバレ、涙ながらにずっと友達だよねとか言われてしまって我慢の限界だった北田の窮地を要は救うが、水谷先輩は嫌いだと言ったら北田に切れられ、ずっと言わなかった気持ちをぶちまける。2日後引越しする先輩から欲しがっていたバッシュが届き...。

    互いに片思いでままならない恋の苦さが切ない。水谷さんの無意識のほうがよっぽど小悪魔だ。失恋の痛手を受けながらも、次に進むその青春の通過点的物語。

    COUNT16
    クラスメイトでサッカー部の上條に惚れた安倍はそれ以来しつこいぐらい好きだといい続けるも、本気にしてもらえない。清水先生に恋をしている彼は安倍と半ば公認の扱いに苛立つ。彼の思いを安倍も気付いていて、卒業間近清水先生が結婚退職することを知り...。

    最後のおされ気味な上條がいいなぁ。

    うわさになりたい
    幼馴染の隆博は最近めっきり冷たく、名字で呼んでくる始末。しかも反省室仲間的な倉田の告白を見てしまい、瑞代と彼の仲を誤解し内心嫉妬し突き放すようなことを言う。彼を好きな池上さんとの仲に瑞代も不安だけど、お互いの気持ちのすれ違いを知って...。

    幼馴染モノ。思春期になるとうまく話せなくなる、周囲の目が気になる...大人になっちゃえばまた戻ったりもするけど、恋愛が絡むとねぇ...この時期特有の悩みはありきたりな題材だけど、少年がかわいい。

  • 切なかっこいい。
    「びっくり涙」これで覚えた。

  • この作品に収録されている「COUNT16」が好き。

    中学3年生だってなんだって恋する気持ちは大人と変わらないし、変わるどころか大人よりも純粋にたった一人を好きでいてしまうんだと思う。

    決してそれが叶わないと分かっている恋でも。

  • この人の世界観好きなんです。

    この短編集は少し古め。

    でも嫌いじゃない。

  • 青春!って感じのする一冊。痛くて、苦しくて、でも爽やか。

  • どの作品もほんとオススメです!

  • 同時収録のCOUNT16が凄い好き

  • 早稲田先生作品は女の子だけでなく男の子も痛いくらいに一生懸命です。北田…泣かすぜ(ほろり)北田にとって要が居てホントに良かった><。同時収録の『COUNT16』も好きですvvv

  • 早稲田作品はどれも好き

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著者プロフィール

3月11日魚座生まれ。AB型。神奈川県出身。1987年、第5回なかよし新人まんが賞の『北風と太陽と』で、「なかよしデラックス」(1988年お正月号)よりデビュー。代表作は、『純情事情―春と修羅―』など。

「2015年 『―女神― なかよし60周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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