- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061810297
感想・レビュー・書評
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北海道、宗谷岬のはずれの高台に「斜め屋敷」と呼ばれる風変わりな屋敷が建っている。
浜本幸三郎という会社社長が建てたこの屋敷ははじめから斜めに傾けて建てられていたのだ。
事件が起きたのは1983年のクリスマスの夜。
招待客の運転手があてがわれた部屋の中で刺殺されているのが発見された。
現場は密室。遺体は踊るような奇妙な格好をしていた。
そして次の夜、刑事たちが泊まっていたにもかかわらず第二の密室殺人が。
犯人の使った驚くべきトリックとは一体!?
Tetchyさんにおすすめいただきましたので早速読んでみました。Tetchyさんありがとうございます♪
未読だと思っていたのですが、なんだか読んだことがあるような・・・。先を思い出すというのではなかったのですが。
肝のトリックは覚えがなかったので気のせいだったのかなぁ。
しかしこれまたものすごい大技!!これ、真相を看破した方っていらっしゃるのでしょうか?
この屋敷でないといけない、という点ではこれまで読んだ『館モノ』の中ではトップですね。
『占星術』に続いて、御手洗登場までが少し退屈でしたが登場後は一気読みでした。
動機の逸話や塔の謎、エピローグなどは物哀しい余韻が残りました。
これでますます私の島田像は「ロマンチストでセンチメンタルな大技遣い」になりました。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
Tetchyさんともさん、tetwarrowことTetchyでございます。最近このサイトに登録してコツコツ感想を書いているのですが、ここでともさんの名前を見...ともさん、tetwarrowことTetchyでございます。最近このサイトに登録してコツコツ感想を書いているのですが、ここでともさんの名前を見つけてビックリです。しかも望外なお褒めの言葉をいただいて、有難うございます!嬉しすぎるのでフォローさせていただきます。こちらでもよろしくお願いします。2016/09/27
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御手洗シリーズ。
屋敷の様子がややこしく何度も部屋割り図を見ながら読んでいたので、御手洗が登場するまでが異常に長かった。
やっぱり御手洗おもしれー相変わらずの狂人っぷりに爆笑でした。
石岡君の苦労人っぷりも増していて、この二人が会話してるシーン読んでるとミステリーじゃなくてギャグ本を読んでるような錯覚を起こします。
ストーリーの方は読解力が足りないせいか、状況説明されてもいまいちわからないところがあって、頭の弱い人向けにもっと図解つけて欲しかったなーと。
さらにトリックや動機には多少無理があるような気がしましたが、なんというか御手洗のキャラの面白さですべてが帳消しな感じ。 -
御手洗シリーズの館モノです。
完全な密室で次々に起こる殺人事件。
館の見取り図を何度も何度も見たわ・・・。
御手洗と石岡の登場は遅く、中盤を過ぎてからだった。
御手洗のぶっとび振り相変わらずおもしろい。
犯人は、な〜んとなくわかるけれど、トリックは・・・。
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やはりどの本でも探偵役はみんな変人ですねw
この作品もとてもダイナミックな作品。
ラストはわぁおすげぇと思うこと間違いなし
著者プロフィール
島田荘司の作品





