- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061812475
感想・レビュー・書評
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久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。
自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。と、云いつつ。
あらすじ
人でごったがえす新宿。アフリカ人の戦士が現れ、槍で中年の男を刺し殺した。
通りがかった主人公、地虫平八郎の腕の中で息絶えた男は、奇妙な黄金の仏像と地図を持っていた。
興味を持った地虫の前に魔呪(ブゥドウ)を使う銀髪の術師が立ちふさがる。
地虫は得意の拳法で奇怪な術に向かっていく……。
著者の「魔獣狩り」シリーズと「涅槃の王」シリーズを足して二で割ったような快作。
結構好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<昔>
夢枕獏の古い本である。昔僕は夢枕や菊池などのこの手の本をかなりの冊数読んでいた。しかしある時から全く読まなくなってしまった。理由はよく覚えていないが,いわゆる伝奇淫靡暴力的小説のブームみたいなものが一瞬にして去ったのであろう。もちろん夢枕獏さんはその後の『神々の山嶺』や『陰陽師』などにて再会して今や僕の贔屓作家の筆頭に位置する。
で本書であるが,どうして今の時期この本を僕は読んだのだろう。確か定期的にMailで送られてくる ”e-hon” からの新刊紹介に載っていたからだと思しい。『黄金宮』という題名をそこでみて,おやこの本はまだ読んでないかもしれない,と思ってしまったのだ。今回はこれ以上の感想は書かないで続きの巻を読むつもりだ,という事だけを書きとめて終わりにしよう。さてだがはて続きの巻とはどれのことなのだろうか。『黄金宮〇△』はたくさん出版されていて訳が分からないのだ。すまぬ。
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夢枕獏の作品





