創竜伝(3) 逆襲の四兄弟 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 317
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061813960

作品紹介・あらすじ

凄まじい超能力を持つ竜堂四兄弟に安息の日は訪れないのか。黒い権力者たちは「竜」の出現に驚く大衆を煽(あお)って野望をむきだしにする。そして美貌とプライドを炎に焼かれたレディLの復讐心。最強の敵の登場! 追いつめられた兄弟の中でも三男坊・終の怒りは激しい――ノベルス界空前の人気シリーズ、強烈第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 「創竜伝」は初めて読んだ田中芳樹さんの作品です。
    この3巻は、特に面白かった。
    茉理ちゃんと終くんのやり取りが最高。

  • 続き読みます。

  • 再読読了。今更だが、このシリーズでは1巻から通じて権力者がだいたい悪役になっている。2巻あたりから特に顕著なのだが、その悪役を醜悪に描くことに掛けてこれだけ長けた作家はいるだろうか。その力量がすごい。

    ただ、本作を初めて読んでた中高生時分の自分がそうだったのだが、まだ社会を知らない若者にとってこの描写は劇薬だ。社会不信、権力不信、マスコミ不信になっていく。もちろん、相対的な視点は有用なのでそれもいいのだが、あくまで物語であることを忘れないように、当時の自分に言い聞かせたい。

  • 創竜伝は時代劇のように勧善懲悪で悪役が間抜けなので読んでいてスッキリする利点がありました。

  • 未読

  • 削除

  • 1995.2.2

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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