- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061814134
感想・レビュー・書評
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<table style="width:75%;border:none;"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061814133/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="image/noimage.gif" alt="8の殺人" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4061814133/yorimichikan-22" target="_blank">8の殺人</a><br />(1989/03)<br />我孫子 武丸<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061814133/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>文字通り8の形をした“8の字屋敷”。この奇妙な建物が殺意を育ててしまった。男は誰も入れるはずのない部屋から放たれたボウガンで殺され、女さ閉ざされたドアの内側に磔にされた!犯罪芸術をめざす犯人と速水三兄妹の華麗な頭脳合戦の果てに二重三重の逆転劇が待ちうける。新本格推理に若き旗手いま誕生。</strong></p></blockquote>
著者デビュー作であり、速水三兄妹シリーズ第一弾である。
警視庁の警部補である長男・恭三が喫茶店を経営する次男・慎二と妹の一郎(いちお)の知恵を借りて事件を解決へと導く物語である。――と書くと、なにやらまっとうっぽいが、三兄妹のキャラクターがそれぞれなかなか味わい深いこともあり、登場する警察関係者のユニークさもあって、シリアスな事件場が妙にコミカルに仕立て上がっている。実に軽妙である。一作目から三兄妹の役どころがしっかり定まっているので、(二作目は先に読んでしまったが)次がたのしみなシリーズである。</span>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字の「8」の形をした造りの屋敷内で、鍵のかかった部屋からボウガンで撃たれ、殺人が行われた。
犯人は、部屋の主であり盗まれた凶器の持ち主でもある真面目そうな大学生なのか?
捜査を進めて行くなかで、第二の殺人事件が発生し、鍵のかかった部屋の扉に磔にされていた。犯人は、どうやって殺人を行ったのか?
といった感じで、密室めいたテーマで話は進んでいきます。文体も、柔らかな感じのため読みやすくはありましたが、今ひとつ引き込まれるという感じではありませんでした。 -
速水兄妹のキャラクターがとても光輝いています。
8の字形の屋敷で連続殺人が起こるのですが、どうもキャラクターのせいか軽く読めてしまいます。
ユーモア溢れる文章で書かれていて、とても「殺戮にいたる病」を書いた作家と同じ作家が書いたものとは思えません。 -
2007/7/8
こないだ読んだよ。コレ。
しかも2回も読むほど特別面白いってことはない、普通のミステリー。
私が誤って2回読んでしまったばかりに私の中で面白さが激減・・・
なんだか申し訳ない。 -
トリックの予想が着いてしまうのは仕方ない〜上から見ると8の字をしている3階建ての3階渡り廊下で副社長がボウガンで殺害されたが,それを目撃していたのは娘だった。暗がりに何かを持ち上げる仕草は青年の部屋であったが,そんなことをする若者ではないとの主張に,警視庁の警部補は弟と妹の力を借りて真実を割り出す。共犯は大きな姿見を持っている女性で,娘と共に殺害を目撃していたが,ボウガンで自室の部屋のドアの内側に磔られた姿で発見された。犯人は・・・〜「警察の捜査がこんなに雑なものだとは思わなかった・・・見破ってくれる人がいて良かった」って,犯人に語らせるのは犯則じゃないか? 20年近く前,期待の新人だった
著者プロフィール
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