異邦の騎士―名探偵・御手洗潔最初の事件

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 139
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061815223

感想・レビュー・書評

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  • シリーズの中で一番ドキドキしました。

  • シリーズ中で最も印象が強い話。石岡くんと御手洗との出会い編です。妙に御手洗がかっこいいです。

  • 私的ベストミステリ
    というよりベスト青春小説であると信じる

  • 島田荘司さんの本を読むようになったきっかけの本。今でもこれがいちばんかなあ。

  • 島田荘司はずっと気になっていたが、なぜか読まなかった。が
    この「異邦の騎士」が初合わせ、もちろん名探偵御手洗潔も初顔合わせ。
    いやー、おもしろかった。さすが日本を代表するミステリー作家だと思った。

    ただ、初の方は別の「御手洗潔シリーズ(短編でも)」を読んでから、この異邦の騎士を読むことをお勧めします。「占星術~」「斜め屋敷~」「暗闇坂の人喰い~」など読んだあとに読むと結末が一層面白くなります。

  • 図書館で借りた本。
    ある日公園のベンチで目覚めた記憶喪失の男。何も思い出せないままに、さまよっていた町で知り合った女性との同棲生活が始まり、幸せな日々を過ごしていたが、自分が過去に結婚していたのではないかと不安になり、御手洗占星術のドアをくぐった。御手洗と一緒に過去探しが始まった。

  • トーンが昭和色全開なのがイタいのは、しょうがないわなー。
    何気に黒幕が主人公の黒子になってるのが面白い構造。
    この手の大仕掛けの黒幕って、最終的には"名探偵"に負けちゃうにせよ、たいてい大詰めちょい手前辺りで、格好つけ極めのひと舞台があるもんなのに、えらい地味な扱い。
    そして個人的には、散々ミタライものを読んできたくせに、最後の最後まで、主人公が石岡なのに気づかなかった、私ってどうよ(≧∇≦)
    まま、普通のワトソンって、記憶失くしてた間に同棲してた女を刺殺するなんてゴージャスな過去は充てて貰えない筈、っていう思い込みが邪魔をしたのよ、きっと。

  • 事件なんてほんの添え物に過ぎない。
    私は彼の変人ぶりが見たいのだ。

  • 読了後、「そういうことか」と思った。

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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