黒猫館の殺人 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 435
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061816152

感想・レビュー・書評

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  • 中村青司氏の設計、館シリーズ。
    どれを手にしても新鮮味あふれる組み立て。
    とは言ってもこれはシンプル?

    いえいえ、私的には十分ひっくり返されました。


    次の「暗黒館~」はあんまり長いし、
    諸先輩方が…とおっしゃっていたのでパス。

  • 著者のことばにもあるとおり、まさに「消える魔球」といった感じの変化球的作品。
    明かされる真相に対する驚きは大きくはないけれども、やはり周到に練られたプロットと各所にちりばめられた伏線は、流石としか言いようがない。
    そしてまったく飽きさせることなく、ここまで読ませてしまう著者の筆力!
    いやあ素晴らしかった。綾辻行人万歳!

  • 十角館からの黒猫館。
    館シリーズの第6作目らしい。
    割と他のものとつながりがあるようで、順々に読んでいけばよかったと後悔。

    自分が鮎田冬馬の正体に気づくまでは、どういう結末になるのかおもしろく読めた。
    種明かしをする時には少し自分の中での熱が冷め、消化試合のようになってしまった。

    作者が「消える魔球」というだけあって、トリックのスケールが大きい!

    カーロがどうなったのか、この手記を読んで警察の捜査はこの程度なのか、
    いくつか気になる点はある。

  • 館シリーズ第6作。
    十角館の次に読んでしまったのだけど少し失敗だったかもしれない。
    シリーズ順に読めばよかったかもしれないと少し後悔。
    本の中に小説としてミステリーが出てくるのは新鮮で良かった。
    密室のトリックが色々説明されてていいね。

  • 予想したトリックはまだ捻りが足りなかった。
    なるほど、もっと世界を広げないとダメでしたか。
    そう言う意味では騙された作品だったんだけど、
    やっぱり、最初の頃のインパクトから比べると、
    読み慣れてしまったのか、若干かけてしまうのだよなあ。

  • 犯人というか老人の正体は途中で分かってしまったが、
    何だかんだで最後まで黙々と読んでしまう。

    床の仕掛けは実際に想像してみると面白い。

    最後のネタはだいぶ趣は違うが、
    クイーンの「神の灯」が思い浮かんでくる。

  • 『霧越邸』、『時計館』と大作が続いた後の作品なので、割を食うのは仕方ないかなぁと思うけど、少し物足りなさを感じてしまうのも事実です。でも、スケールの大きいトリックはインパクトがあって驚かされました。それにしても、次の『暗黒館』まで十二年間も待たなければいけないなんて、リアルタイムで読んでいた方々は思いもしなかったでしょうね。

  • ちゃんと読んでいけば、ヒントは沢山あったんだなぁって思う。クライマックスに近づくにつれ、焦って読む傾向にあるからなんとも勿体ない(汗)。
    ……初めの方にもキーワードは隠されてたけど。
    (;-“-)
    次の本はもっと早く真相に気がつける様に頑張りたい。

    館が不思議感たっぷりに描かれてて素敵♪

  • 鮎太老人=◯◯◯◯というのはわかったけど、まさか黒猫館の場所が◯◯◯◯だったとは!凄くトリッキーで確かに作者の言うとおりストラクゾーンギリギリのフォークボールですね。

  • 自分が何者なのかを調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ……。探求の果てに明らかとなる世界が揺らぐような真実とは。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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