- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061816930
感想・レビュー・書評
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これは、かなり癖のある本。
前半は、読むのに悪戦苦闘したけど、謎解きは圧巻。
頑張った甲斐があった。
途中何度も謎解きがあって、そんな馬鹿なというパターンあり、B級ホラー的なパターンありで何度もひっくり返り、最後はえ“ーみたいな。
前半の山を越えれば後半は慣れなのか少し読みやすくなった。 -
人気の高い作品ではあるが、残念ながら私には合わなかった。
だが、デビュー作とは思えない、眼を見張る内容であったと思う。
いつか続編に挑戦したい。 -
最初は取っ付きづらい文章だったけど諦めずに最後まで読んでよかった。めちゃくちゃおもしろい。
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二転三転する推理劇と芝居のようなやり取りで進んでいく。しかし、最後の推理のやり合いはエンタメとして最高で、脳ミソをバチバチ刺激してくる。処女作ということもあってシリーズとしての整合性は低いのか、メルカトルがあんな推理を披露した理由がアレというのは、確かに悪徳かもしれないが悪徳探偵ではないよなあ、と思う。あと香月はよくあれで結婚できたな。
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京都近郊に建っているという設定の古城・蒼鴉城が舞台の物語です。
本の裏に、「首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人」と様々なミステリ要素が含まれている旨の説明があり、多くの死者・殺人が発生するため、物語としてのテンポは良く、個人的には中弛みを、あまり感じませんでした(終盤の探偵による密室トリック解明の件には、流石に唖然としましたが……)。
踏み入った感想を書くと、どうしてもネタバレ・伏線に触れざるを得なくなってしまうので書けませんが、上述のように複数のミステリ要素に加え、二転三転する結末といった点から、面白い作品でした。
この作者の作品は、これが初読であり、メルカトル鮎シリーズと銘打って複数作品があることを知っていたので、副題にある「メルカトル鮎最後の事件」が意味するところには「う~ん」という感じでした。 -
これは……最高に悪趣味。それに尽きます。
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頑張って読んだ。映画で見たい。メルカトル鮎は熊倉一雄で。
著者プロフィール
麻耶雄嵩の作品





