ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)

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著者 : 竹本健治
  • 講談社 (1993年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (561ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061817029

ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 「ウロボロス」シリーズ第一作目です。
    フィクションですが、竹本さんや綾辻さんをはじめとするミステリ作家さん達が登場します。
    竹本夫妻は楽しい方々ですね。
    奥様の「なしくずし攻撃」がツボでした。
    綾辻さんがとても酷い目に遭っています。

    グロテスクな描写があります。
    女性の股間に一輪挿しをぶち込むシーンを昼食後に読んで、気持ち悪くなりました。
    心なしか、股間が痛くなりました。
    殺人シーンもエグいです。

    ページ数は多くて、小説と現実が交錯しています。
    パラレルワールドなのかしら。

    結局はどうなったのか、よく分かりません。
    犯人は酉つ九なの?
    ちなみに、酉つ九の名前はトリックからきているようです。

  • ウロボロス3部作の1作目。メタ楽しい。
    姐さんたち、何かで既に読んだな。

  • 09/04/** 読了

    実際に読んだのはハードカバー版だけど、書影がないようなのでノベルス版で。
    ウロボロスを冠するだけあって、奇妙で強烈なメタミステリでした。
    全てフィクションなんだから真に受けてはだめだ…と思っていても、作家名が実名で、しかもそれっぽいキャラクターを伴って出てくるもんだから混乱してもう…。他にも作中作はあるわ脳内世界はあるわで、何度も振り落とされそうになりました(というか、落とされてた)。
    でもフィクションだとしても見たことある作家同士の掛け合いはなんだか楽しい。
    というか、綾辻と島荘怪しまれすぎワロタw

  • 本編中の『読者への忠告状』で断わってある様に、『ミステロイド(=疑似推理小説)』です。だから合理的な解決もへったくれも無いし、カタルシスが味わえる訳でもありません。だからミステリと思って評価しちゃだめです。その時点で負け。


    ……とは云いつつも、中々どうして竹本アンチミステリです。一応解決らしきものが与えられた『匣の中の失楽』を、更に訳を分からなくした感じですかね。

    実在の作家が出てくると云う事から幾分楽屋落ち的なモノに成っているので、そういうのが楽しめる人なら結構良いんじゃないかと。


    これは、続く『基礎論』『純正音律』と読んで本当の意味が浮き彫りになると思います。って僕が何か解明したわけじゃありませんが……

    まあ、騙されたと思って読んでみると本当に騙されたと思うので読んでみると良いと思います。(爆

  • 面白くないわけじゃないんだけど、ちょっとシンドイ。あと、作家内輪ネタ的なのが、わかる人じゃないと辛い(ってそりゃそーか)。

  • 殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。

  • すごい作品ですね。竹本健治は初めて読んだけど、匣の中の~とかも読んでみたいなと思った。
    出だしの4分の1ぐらいの部分ですごいワクワクするミステリー感があるなーと思ったんですが、途中で失速した感はありましたね。風呂敷広げ過ぎかなーと。
    でも読んで損はないです。

  • タケモトマジック

  • <ネタバレ有り>



    ++++++++++++++++++++++++++++++++



    作者の竹本健治をはじめ作者の周囲の人物やミステリ作家陣が実名で登場。
    まさにウロボロス。虚構と現実が尻尾をくわえてぐるぐる廻ってるような不思議な話。読んでいるうちに虚構と現実の境目が曖昧になってきて、何が現実で何が虚構なのかわからなくなってくる。途中まではその不思議な世界に浸っていたのですが、途中から本当にわけがわからなくなってきた。物語は結局大半の謎を投げっぱなしで終了。竹本の家に忍び込んできた黒尽くめの男は?屍体消失事件は…??わけがわからない!そのわけのわからなさを楽しむ小説なんだろうけど、時間をかけて読み終わったわりに後に残るものは何もなかったっていう。(ただし島田荘司がイケメンであることはよぅくわかった。)
    作者が表紙の折り返しで言っている「読み終わったときにいつのまにかまわりの世界がすり替わってしまっているような不思議な話を書きたい」という目論見は大成功だと思います。
    次作「ウロボロスの基礎論」は、こういう物語だというのを頭に置いて読むとしよう。

  • 読み終わった。

    竹本さんから物語がはじまっていってわーっと拡大・拡散して
    またしゅーっと一つに収斂していく感じ。

    星の生涯みたいな感じ。膨張が一定領域を超えると収縮に転じて
    ものすごい密度の物体になるというけれども。
    この本はそんな感じ。

    個人的にはきらいじゃない。

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