- Amazon.co.jp ・本 (561ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061817029
ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ウロボロス3部作の1作目。メタ楽しい。
姐さんたち、何かで既に読んだな。 -
09/04/** 読了
実際に読んだのはハードカバー版だけど、書影がないようなのでノベルス版で。
ウロボロスを冠するだけあって、奇妙で強烈なメタミステリでした。
全てフィクションなんだから真に受けてはだめだ…と思っていても、作家名が実名で、しかもそれっぽいキャラクターを伴って出てくるもんだから混乱してもう…。他にも作中作はあるわ脳内世界はあるわで、何度も振り落とされそうになりました(というか、落とされてた)。
でもフィクションだとしても見たことある作家同士の掛け合いはなんだか楽しい。
というか、綾辻と島荘怪しまれすぎワロタw -
本編中の『読者への忠告状』で断わってある様に、『ミステロイド(=疑似推理小説)』です。だから合理的な解決もへったくれも無いし、カタルシスが味わえる訳でもありません。だからミステリと思って評価しちゃだめです。その時点で負け。
……とは云いつつも、中々どうして竹本アンチミステリです。一応解決らしきものが与えられた『匣の中の失楽』を、更に訳を分からなくした感じですかね。
実在の作家が出てくると云う事から幾分楽屋落ち的なモノに成っているので、そういうのが楽しめる人なら結構良いんじゃないかと。
これは、続く『基礎論』『純正音律』と読んで本当の意味が浮き彫りになると思います。って僕が何か解明したわけじゃありませんが……
まあ、騙されたと思って読んでみると本当に騙されたと思うので読んでみると良いと思います。(爆 -
面白くないわけじゃないんだけど、ちょっとシンドイ。あと、作家内輪ネタ的なのが、わかる人じゃないと辛い(ってそりゃそーか)。
-
殺人鬼の手記と小説家・竹本健治の現実世界、そして作中で彼が描いている小説とが、それぞれの作中作としてループした小説。個々のエピソードは面白く読めたが全体としては何だかよく理解できないまま終わった。確かにただの推理小説(ミステリ)ではなく疑似推理小説(ミステロイド)という感じだった。
-
すごい作品ですね。竹本健治は初めて読んだけど、匣の中の~とかも読んでみたいなと思った。
出だしの4分の1ぐらいの部分ですごいワクワクするミステリー感があるなーと思ったんですが、途中で失速した感はありましたね。風呂敷広げ過ぎかなーと。
でも読んで損はないです。 -
タケモトマジック
ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)のその他の作品
竹本健治の作品




この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。




ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)に関連する談話室の質問
-
現実と虚構... (9)
カテゴリー:おすすめ教えて
-
二重構造の小説教えて下さい (50)
カテゴリー:おすすめ教えて
-
おすすめの長編小説 (19)
カテゴリー:おすすめ教えて
-
アンチミステリー (4)
カテゴリー:おすすめ教えて
ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)はこんな本です
外部サイトの商品情報・レビュー
ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)を本棚に登録しているひと
-
- oz
- 2016年3月21日に登録
-
- tamuraakihiro
- 2015年4月18日に登録
-
- gienah
- 2015年2月21日に登録
-
- wizged
- 2015年2月18日に登録
-
- ssssss
- 2014年11月12日に登録
-
- miyaoka2104
- 2014年1月30日に登録
-
- thitotsu
- 2013年7月7日に登録
-
- たなか
- 2013年1月16日に登録
-
- hana517
- 2013年1月15日に登録
-
- オルタンシア
- 2018年4月11日に登録
-
- sika0276
- 2017年9月13日に登録
-
- marukovsky
- 2017年7月4日に登録
-
- R_endoo
- 2016年12月26日に登録
-
- fookbookboo14
- 2016年3月18日に登録
-
- u955106i
- 2015年7月18日に登録
-
- |ж`)
- 2015年3月23日に登録
-
- りく
- 2015年1月27日に登録
-
- riho5555
- 2014年3月16日に登録