殺戮にいたる病 (講談社ノベルス)

  • 講談社 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784061817913

みんなの感想まとめ

多様な視点から描かれる物語は、犯人の目線、家族の視点、そして元刑事の視点を通して進行し、緊迫感溢れるストーリー展開を生み出しています。特に、繰り返される凌辱殺人の描写は衝撃的で、グロテスクな内容に対す...

感想・レビュー・書評

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  • 繰り返される凌辱殺人…犯人は蒲生稔、犯人目線と家族目線、事件を追いかける元刑事の目線と、3人の視点から時期を追って描かれている…。

    犯人はもうわかっているのだからと、その点では油断していたけれど…最後の最後で思ってもなかった展開に…!混乱してしまいました(汗)。この作品ってもうだいぶ前の作品なんですよね…携帯電話もないし、ディスコなんて、きっと今の若い世代の子はわからないだろうなぁ…。

    殺戮シーンの描写は読んでいてかなりキツく、こんな作品は初めてかも…!そして見事にダマされてしまい、もう一度読み返したくなってしまいました。ホント、何て言ったらいいのか、気持ち悪いのが苦手な方には受けないだろうけれど、でも最後のどんでん返しは見事!スゴイ作品です。

    • ヒボさん
      かなさん、こんばんは♪
      禁断の書に手をつけちゃいましたね^^;
      うまいと感じる作品は数多ありましたが、本書以上の衝撃には今後も出会える気がし...
      かなさん、こんばんは♪
      禁断の書に手をつけちゃいましたね^^;
      うまいと感じる作品は数多ありましたが、本書以上の衝撃には今後も出会える気がしません。
      衝撃と共に読み終え、伏線を探すためにそのまま読み返した唯一の作品。
      本書の衝撃が数年ぶりに読書を再開するトリガーになりました。
      2023/03/01
    • かなさん
      ヒボさん、おはようございます。
      ええ…まさに「禁断の書」でした(^-^;
      今までにない読書経験をさせてもらいました!
      ホント、ただただ...
      ヒボさん、おはようございます。
      ええ…まさに「禁断の書」でした(^-^;
      今までにない読書経験をさせてもらいました!
      ホント、ただただ、スゴイっ!!そう強く感じた作品でした。
      他の作品をどれだけ読もうとも
      この作品だけは、忘れられないだろうし、
      またきっと読んじゃうだろうな…
      そんな中毒性も感じます!
      だからヒボさんの今回のコメント、激しく共感します(^^)
      いつもいいねを、そして今回はコメントをありがとうございました。
      2023/03/02
  • 我孫子武丸という『かまいたちの夜』で知っている作家だったので、ゲーム好きの兄に知っているか聞いてみた。
    すると、叙述トリックとしてめちゃくちゃ有名な作品で、しかも92年という30年以上前に発売されただいぶ古い作品だということを知らされる。

    当時は今ほど叙述トリックが浸透されておらず、兄は大きな衝撃を受けたのだとか。

    というわけで帰省したタイミングで読んでみた。
    内容はグロいものの、もっとグロい描写の作品を読んだことがあったため、貸してくれる時に兄は心配していたが大丈夫だった。

    叙述トリックが好きでたくさん読んできたけれど、最後のどんでん返しはやはり面白い。
    時代が変わっても十分読めるし、新装改訂版が出て再ブレイクしているのも頷ける。

    ただ【彼】だけが最後可哀想すぎて⋯。
    一人孤独に向き合っていただけになあ。

  • 最後まで読んで良かったと思えるびっくりな仕掛けがありました。
    が、それにしたってグロい…。
    読み終わった直後の心情としては、騙されたスカッと感と驚きと、気持ち悪かった〜という疲労というか、今だにウッとなる感じが混ざって、なんとも複雑です。
    どんでん返しとしても奇書としても知られる理由がよく分かりました。
    ある意味忘れられない読書体験でした。
    一生に何度かこういう小説を読む経験はあっても良いと思いますが、こんなにエログロなのはしばらくお預けにしようと思います…。

  • グロい描写が続くが、サクサク読める作品。
    ただ最後急に「え、誰?」があったので、急に第三者が入ってきた感があり、受け入れにくかった。

  • だいぶキツイ本だった。途中「おじさん」の連呼に違和感あり。だけど、最後までタネは分からなかった。グロいし、気持ち悪いし、頭イカれてるし。だけど、ミステリー好きなら読んどかないといけない本。グロさは一級品で何か所も出てくるけど、ダラダラ書かれてなくてサクッと終わるので長引かず。それよりやはり最後の驚きの真実にはやられました。

  • 最後のページでどんでん返し。改めてまた最初の部分を読んでみたくなった。
    話は面白く、どんどん読み進めることができたが、犯人が院生だと嘘をついたという一文があり、いくら若く見えても43才の助教授が院生に見えるか!?と思ってしまった。

  • 叙述ミステリー。
    ミステリー読みはじめて1年。どんでん返しがあるという前情報を元にトリックが7割程とけました。

  • 語り手である猟奇殺人鬼の心理描写を覗き見るサイコスリラー。ページを読み進めるごとに気が重くなるような凄惨な描写が続くが、最後の一行で明らかになる叙述トリックの美しさは圧巻。

  • 叙述トリックがすごい!
    最後どういうことか少しの間分からなかった笑

  • 長く積ん読にしてしまっていたが読み始めたら一気読み
    なぜ岡村孝子なのかが分からなかった
    最後はあっと言わされた

  • 作者のトリックに見事にはまり、最後のページまでだまされた。読み終わった瞬間に読み直す作業を開始し、納得。グロテスクな描写もあるが、読む手が止まらずすぐに読み終わった。

  • 衝撃の作品とおすすめされて読んでみた。
    が、こんなエログロ作品とは思わず、辛かった。
    途中本当に気持ち悪くなってきて、諦めようかと思ったほどだ。
    あの人、可愛い顔してこんな作品をおすすめしてくるなんて・・・!と思ったものの、読み終えてみると「なるほど、薦める理由が分かるな」とあっさり騙されていた自分に気付いた。

    解説サイトを見て、細やかな伏線の張り方に脱帽。
    内容的に読み返したくはないけれど、久しぶりにミステリーの楽しさを思い出させてくれたことに感謝。

  • かまいたちの夜で有名な我孫子武丸の傑作

    最初に読んだ時は見事に騙された。ヒントも実にうまく、二回目に読むと確かにそこら辺中にヒントがある。

    しかし、これは仕方ないのかもしれないが、あくまで最後のどんでん返しの為に文章全体が計算されていて、真相を知ってから読むと少し違和感を感じる描写があるかなと思う。だから、ヒントはあるがノーヒント状態になり、真相を知った後もカタルシスが思ったよりもない。

    凄く面白いのは間違いないが、何故か「凄く惜しい」となってしまう一冊だった。

    ただ。間違いなくオススメです。

  • どんでん返しがある…と聞いていたので、途中で筋が読めてしまいました(^^ゞ
    何も知らずに読んでいれば、気持ち良くだまされていたかも??
    それに、こういうタイプの小説を、既に何作か読んでしまっているので、もうあまり驚きません★
    出版当時は、まだ珍しく新鮮だったと思われるので…いつ読むかによって、作品の評価って変わってしまうものだなぁ…っていうのが感想ですね(^_-)

  • 作者の巧妙な記述でずーっと性的異常者の息子の物語と思い読んで行くが、最後に逮捕されるのは...!!

    ミステリーとしては最後まで騙され続けるので、よくできている。しかし、内容がエログロで気持ち悪い。死体とHすることを快感とする殺人魔の気持ち悪さが印象に残るので、読んで楽しい本ではない。

  • 終始グロとエロで展開されていていたが何故か文章に惹かれた。
    最後はやられた!の一言

  • タイトルは聞いたことは前々からありなんとなくは気になっていたところ知人が面白いと言っていたので読んでみることにした。
    最初章をあまりよく読まなかったのでミスリードを誘う内容なのかと思ったが時系列をずらして書いてあることに途中で気づいた。
    その後はすんなりと読め、最後の最後で実母やら義母やらでようわからんくなった。
    ただ殺害の描写や臓器の摘出の描写が本当に殺害したことがあるんじゃないかと思わせる内容でハラハラした。

    追記、ネットでネタバレ読んでわかった自分の理解能力がなかった

  • 昔読んで、面白かったというか、スゴかったという記憶だけが残っていたのですが、久しぶりに読み返したらやっぱり色々な意味ですごかった。途中でトリックを思い出してしまったのでちょっと楽しみは半減したかもしれませんが…。一番最初にあったエピローグを再度戻って読み返し、確かにエピローグだと納得。でも、いろんな意味でドギツイ内容でもあるので、苦手な方にはつらいかなとも思いました。

  • 半分ほど読んで、違和感の正体に気付く。
    面白かった。

  • 巷で連続する猟奇的殺人について、犯人、被害者、家族からみた事件の全貌。

    屍姦することで究極の愛を見出す蒲生稔は、愛した女性の一部を持ち帰り、家で自慰に耽るものの、遺体の一部は腐り、新たな女性を求めさまよう。

    元刑事の樋口は妻を病気で亡くし、妻が世話になった病院の看護師・島木敏子も稔に猟奇的な殺され方をし、敏子の妹・かおるとともに犯人探しに奔走する。

    蒲生雅子は、多感な時期の息子の部屋を見たり、行動を観察するにつれ、息子が連続殺人に関わっているのではと疑いを持ち、それが確信に変わっていく。

    三者が交わる時、狂気の宴はフィナーレを迎える。


    三者の視点・行動から、事件に至るまでの過程、心情が明かされながら真相に近づいていく。
    どんでん返し、インパクトモノとして、よく挙げられる作品で、私もまんまと騙されました。
    殺戮シーンはかなりグロいですので要注意。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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