魍魎の匣 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.89
  • (757)
  • (412)
  • (961)
  • (21)
  • (0)
本棚登録 : 3910
レビュー : 419
  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818125

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 京極さんの作品、
    初めて読みました。

    主要人物たちのやりとり、
    淡々としてるのに、
    くすりと笑ってしまう文体が
    味があって好きです。

    話は哀しいです。
    後半すいすい、
    読むのが止まりませんでした。

  • 前作から2ヶ月後にこの事件・・意外と関口さんタフ。
    同一か関係があると思っていた事件は事件内容としては
    全く別事件だったけど実は元を辿ればやっぱり1つだったという混乱しそうな内容。

    前作に増して重くて衝撃的な内容。

    魍魎は姿形がはっきりしないまやかしみたいなものってことなのかな・・

  • ミステリーとして構築が凄い。未知のものを扱う仕事を分類する部分はそれ自体が読む価値あり

  • 金銭的な利益のために、人を生かし続ける。

    生きると言っても、ただ心臓・その他臓器を動かしているだけ。

    まあ、母親・血縁としては、それでも生きていてほしい思いはあるのかなあとは思うけど。

    時代としては、戦後何年の設定だけど、今、問題になっているような事柄だな。

    函はありえないけど。

  • 【223】

  • 魍も魎もこの作品のためにある言葉だとしか思えない。よくもまあこんなに不気味な話や人間を書けるなあ…。この作家さんの凄いところは話の内容だけでなく人間の不気味さもやめてくれというほど書けるところと文章自体もそれだけで不気味だというところ。多分日本語がわからない外国人がこの本を棒読みで朗読してもらっても不気味さが伝わるんじゃないかと思うくらい。グロテスク、ではなく不気味。(グロテスクな描写が上手い作家は結構いても不気味さをこれだけ醸し出せる作家はあまりいないような気がする)

  • 長い道のりをのりこえて、ようやく読破。
    おどろおどろしい妖怪の描写に引き込まれる事は無かったが、殺人事件の情景と結びついたラストが印象的。
    このシリーズをなめてみたい気はするが、一冊読むのにかなりのパワーをかけなければならないのが、考えどころ。

  • 京極堂のうんちくにも慣れてきた。脇役の人達の存在感も凄いし、登場人物全員が主役みたいな感じがする。ほんま凄い!
    つか、『あのこと』について引っ張り過ぎ!分かってた事やん!

  • おどろおどろしくて構成がしっかりしているミステリ。合わせ鏡のような感じで実態がわからなくなっていくのだけれど浮かんでくるイメージが生々しくて恐ろしいのに惹かれる。

    これを彼女と一緒に読むのはどうなんだ、寧々さんホラー好きだからいいのかな。

  • 2015年1月再読(分冊文庫版)。時代設定が現代でないし、登場人物の価値観がニュートラルなので、いつ読んでも内容が古びないのがいい。パズル的にいろんな要素が複雑に絡み合っているのが楽しい。映画では、青木が頼子の死体を発見するところが一番印象に残っていたな。

全419件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

魍魎の匣 (講談社ノベルス)のその他の作品

京極夏彦の作品

ツイートする