魍魎の匣 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3911
レビュー : 419
  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818125

感想・レビュー・書評

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  • 圧倒的としか言えません
    京極堂や榎木津のキャラクターもいいですし何より謎の解決が凄すぎます
    ホラーともSFともミステリーとも言えるこの小説は文学史に刻まれてしかるべき逸品だと思います

  • お遍路後半から大阪にかけて、さらに家のお風呂で細々と読んでた。
    先に女郎蜘蛛読んじゃったから前後しちゃったんだけど、やっぱり知的に面白いなー!
    木場さんが自分は箱にすぎないって思い悩むところとか、魔が差す瞬間とか、きっと誰でも考えたことがあるようなことなんだろうなってすごく思った。

  • ・・・SFだ(笑)。

    まあでも、悪い意味ではないけれど。


    独特の文体と世界観で、目が離せずに読み切らさせられた。

    ★3つ、7ポイント半。
    2014.07.04.了。

  • 再々読でようやく、なんとなく解ってきた。
    複数の事件が気味の悪い符合を見せ、それでいて異なる様相を見せているのがまるで「魍魎」のようである――「百鬼夜行」シリーズの中で一番、事件と妖怪が上手くリンクしている。
    そして、京極先生は素敵な文章をお書きになるなあと思いました。
    しっとりした雰囲気、寂しげな雰囲気、切羽詰ったスピード感……物語の中に没入できる感じ。

    このお話のテーマ(?)の一つは「気味の悪い符合」だと思うのですが、
    全員が美馬坂近代医学研究所に集まるまでの文章表現は素敵でした。
    緊張感もあってどきどきした。

    加菜子にしろ頼子にしろ、久保にしろ、痛々しいのが最高。
    一番は陽子かなあ……
    何度読んでも新しい発見があるから、今後も愛読していきたい

  • 薀蓄が難しかった。メイントリックだけ取り出すと、荒唐無稽なファンタジーである。現代医学でも不可能なことが、当時可能だったとは思えない。

  • 日本推理作家協会賞(1996/49回)

  • すごい。分厚いのに一気に読めた。

  • 京極夏彦の最高峰に異論ないだろ的作品。ま、個人的には鉄鼠の檻なんだけど、もちろん魍魎の匣に文句はないです。

  • 匣のお話です。
    美少女も出てきます。
    名探偵も刑事も祈祷師も女優も作家も倒錯者になった人も出てきます。
    拝みやが絡んで取り返しのつかないところで終わります。

  • 前作の姑獲鳥の夏で狂言回しの特徴は掴めていたので、あんまり引っかからずにスムーズに読めました。
    前作に比べての作者の力量アップが感じられ、ダレる所もあまり無く、最後の没入感は凄かったです。
    ただ解決パートで、個人的には分かりきってるところを2度3度説明されるのにはちょっと閉口してしまったけれども…

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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