魍魎の匣 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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レビュー : 419
  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818125

感想・レビュー・書評

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  • 読了…、疲れた。その分楽しかった。
    京極堂シリーズ第二弾。またもや、彼の詭弁さには参った。関口君はすごいよな。
    今回は妖怪だの犯罪だの面白い材料が混ざってた。
    幼少期に問題があったと帰属して考えるもんじゃない。これは単なる動機の後付けで原因はそこにない。差別だ、つまり。と、書いてあるがそう思えない自分がまだいる。未熟かな。

    「幸せになることなんて簡単なんだ。人を辞めればいいのさ」

  • 京極作品の中で一番好きである。美しい少女かわ匣にみっしりと…蠱惑的な情景で思わず惹きつけられる。彼方と此方は紙一重という感覚もしっくりときた。何度繰り返し読んでも面白いので、ミステリー・ホラー・妖怪好きはぜひ読んで欲しい。

  • 座右の書。
    ノベルス・単行本・文庫・分冊文庫を所持。
    ブクログは、この1冊から始める以外、思い付かなかった。

    ハコの中が見たい。
    ちょっと手を伸ばせば見られる。
    ぽん、と背中を押されたら、きっと見てしまう。
    そんなぎりぎりの感覚に鳥肌が立つ。
    関くんと同じだと、そう思う。
    彼岸を望みながら、此岸に踏みとどまっている。

    ちなみに榎木津礼二郎は私の神。

  • 京極夏彦の最高傑作。
    作者の技量をこえた「呪」の文体。

  • 姑獲鳥の夏を読んで鳥肌が立ち。
    魍魎の匣を読んで、京極シリーズから離れられなくなった。
    エピローグが大好き。繰り返し何度も何度も鳥肌が立つ。
    何度も読みたくなる。

    ――ほう。
    電車の中で奇妙な箱を抱えた男。中に入っている人形のようなもの。その正体が分かったとき、全身が震えます。

  • 発売して話題になってた時期があったのでその頃に読んだ。
    当時の感想では内容が難しいから、同じページを何度も読んだり、漢字が読めなくて辞書引いたりしてたのを覚えてる。

    今はいい大人になったのでまた読んでみようと思う。
    あの頃よりもしっかり理解できるようになっただろう。

    うちの父親は京極堂が大好きみたいです。

  • まさに感無量
    読み進めていって「魍魎の匣」というタイトルがぴたっとはまってゆく瞬間の興奮はすごかった!
    登場人物も魅力的でぜんぶが素敵でした

    何度も再読してじっくり理解していきたいです

  • とあるところで絶賛されていたので、興味を引かれて初 京極作品を手にしたのがこれ。ぃゃぁぁぁ独特だな~ 自分の世界をここまで浸透させてるのか~ と、まず感じて…  ぃぇまず最初に感じたのは「えらい分厚い本や」ということかなw
    しかし、どんなに分厚かろうと(ハードカバー並か、それ以上w)、慣れてしまえば苦にならない面白さがあるのは確かです♪ しかし、この人の作風に慣れるまでは,手にとるのをためらう人もけっこう多いんじゃないかとw 最近は何冊かに分けた文庫本が出ているから、そうでもないのかな? 自分が買った頃は、例の「なんじゃこの分厚さは!?」というタイプのものしかなかったのでww

    これは著者の代表シリーズの第2作目だったということに買ってから気付きましたが、独特の世界観に引き込まれて以降は一気読み状態になります♪ まぁ、そこまでは少し長い道のりに思えましたがw
    登場人物もかなり多いし、ホラーではないものの、猟奇的な連続殺人事件ではエグい場面も多々あり、苦手な人もけっこういるだろうな~、と思います。結局のところどないなってんねんコノ話は?というツッコミを入れたくなる展開もあります。が、このシリーズはきっと独特のおどろおどろしい雰囲気を楽しめたらそれで充分満足♪という特殊なジャンルなのだ、と思います。その雰囲気を好きになれたら、他のシリーズにも手を伸ばせるかと♪

    難点は、複雑なストーリー、読みやすいと読みにくいの中間のような文章に慣れられるかどうかを読者が試されるところ、かも ^^;

  • 「ほぅ」という声、夢うつつの情景。幻想的な世界にハマる!!

  • おもしろかったけど最後の誰も
    救われない感じなど後味は悪かった。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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