狂骨の夢 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818446

感想・レビュー・書評

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  • 骨をメグル話。
    二人いたとか、顔を識別出来ないとか
    段々強引に思えてきた。
    立て続けに二冊読んだからかな。
    飽きてきたょ、京極堂。

    「科学が破壊した人類の自己愛」
    ・コペルニクスの地動説。
    ・ダーウィンの進化論。
    ・フロイトの精神分析。

    宇宙の中心、神の子の血統、自己の完全支配

  • 私にとっては三冊目となった京極堂シリーズですが、これもまた、複雑に絡まりあって真相が分かるまでは眠れないってタイプのものです。

    三冊目ともなると、登場人物のキャラクターもなんとか分かってきて楽しみ方が多様化してきます。そういう意味でも京極堂シリーズは仲間内で(何の?)人気があるんでしょうね。

    系図に織り込んだ宗教の奥深さや恐さがひしひしと。
    そして人間関係のドロドロさは慣れてきました。

  • 朱美という女は、なんて魅力的なのだろう。

    前半は、前作で魅了されてしまった京極堂の出番がなかなかなく、それだけが物足りなく感じたが、それはあくまで個人的な感想。

    自分も、登場人物達も、ある意味、前回の事件で学んだことが覆されてゆくことに戸惑う。
    それゆえ、関口などはかなり混乱してゆくが、更に混乱している元精神科医のおかげで、少し正常な気さえした(笑)

    今回のクライマックスの憑き物落としの会場が、お寺であるせいか、真っ暗な境内でのやりとりは、とてもスリリングでドラマチック。
    漆黒の衣に身をまとった京極堂様のセリフのひとことひとことが、ドキドキという心臓の音とともに体の中にしみ込んでゆく感じ。

    ラストは切ない気持になったが、朱美の言葉に少し救われた。

  • 語り手や形式が変化するので、読むのに手間取った記憶があります。引用される知識もますます難しくなり、理解したつもりでも思い返すと曖昧になっている。事件のあらましは、なるほど!とスッキリするんだけど、いつか再読したいと思っているのは、全部を理解していないからなのだと思います。

  • ラスト最高

  •  三作のなかでどれが好きかと私が訊かれれば本作を選ぶ。おそらく二作目を選ばれる方が大多数だと思う。
     見えるはずのものが見えていなかった、自分の認識に常識を疑う驚愕の展開に誰もが驚かされる第一作。
     禁忌を犯す人間とそれを暴かれる場面が強烈だった第二作。
     本作では、関口が主人公の座を譲り、登場人物の一人と化します。主人公は『彼女』、主なストーリーテラーは木場。にしても関くん、明晰で頭の回転が早い人物なのにぞんざいな扱いなのは三人称でも変わらず。二作目と比べると木場修がどこか不安定なのは『敵が不明確』だからかと。関くんばりにナイーブな一面を見せるのも見どころです。「知りたい」という読者の欲求と見事に呼応する。
    「早く何とかしてくれー」と京極堂の登場を誰もが望むのだが彼が重い腰を起こすのが半分を少し過ぎてから。それまでどんな出来事が巻き起こるのかはその目でお確かめを。二三度読み返すのが面白い。一度目はスルーしていた物事が案外重要だったり、「ああ」と気付かされること必至。
     余談だが先日『魍魎の匣』を読み返していて、久保竣公の作中での描写と雨宮の最初の登場シーンにほぼ同じ表現が使われていた。(色白で年齢が分からないような男)気づく人はそこで『気づける』のだろう。ボンクラな私が気づかないだけでアンフェアな所が一つもない。
     次作の各登場人物の立ち位置も含めて読むのが楽しみなシリーズです。

  • 今まで以上に宗教が濃く絡んでました。

  • 憑き物落としから事件終了のコントラストに眩暈がした

  • 話題沸騰の京極夏彦、読者渇望の第三長編!「いさま屋」が耳にはさんだ不思議な出来事を調べるため、悩める前衛私小説作家関口は逗子を彷徨う。惑乱の末、解決を求めて尋ねた京極堂の主は彼に何を教える?

    狂骨は井中の白骨なり―髑髏のみせる幻、骨の記憶を黒衣の男が解き明かす。

  • 毎日少しずつ読むつもりが
    途中の段階で寝ようとしたら怖くて眠れなくなったので
    結局深夜3時までかけて読破したものの
    謎が解けたらそれはそれで怖くて気持ち悪くて眠れない
    そんな傑作。

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