狂骨の夢 (講談社ノベルス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818446

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!面白かったんだけど!
    宗教が苦手だから。゚(゚´Д`゚)゚。
    基督教、仏教…あまりの多さに邪教まで!
    もう木場修とわたしはチンプンカンプン笑

    京極堂にツッコミながらパズルのピースが次から次にハマって行くように謎が解かれる。

    匣の次は骨…匣に入った髑髏だった…
    老眼で髑髏と蝋燭を読み間違えてた事は内緒です笑

    次は何かしら…((((;゚Д゚)))))))

    今回から河童が仲間入り♪
    相変わらずエノさんがぶっ飛んでました\(//∇//)

    • 土瓶さん
      おっ疲れさま~(笑)
      みんみんさん、だいじょうぶです!
      次は、なんと禅寺。
      京極一家、禅に挑むの巻!!
      ノベルスでわずか(?)825...
      おっ疲れさま~(笑)
      みんみんさん、だいじょうぶです!
      次は、なんと禅寺。
      京極一家、禅に挑むの巻!!
      ノベルスでわずか(?)825ページ!
      厚さ5センチ。パッと見ほぼレンガ(笑)
      デビュー作「姑獲鳥の夏」のほぼ2倍となっております。
      手首を鍛えるべし!!

      河童? 伊佐間のことだっけ?
      次から加わる今川と混同し易いので注意っす。
      「姑獲鳥の夏」の久遠寺家の爺さんも出てきます。
      京極堂の妹、敦子も活躍(?)します。
      榎さんと関口はあいかわらずです(笑)

      ――檻から出ることは叶いませぬ。

      今度ばかりは――。
      京極堂に勝てる訳がないのだ。(本文抜粋)

      お楽しみに~!!!
      2023/02/28
    • みんみんさん
      825ページで2段構えですか((((;゚Д゚))
      もう図書館の本が崩壊寸前の代物で笑
      ブックオフで買おうかしら…
      825ページで2段構えですか((((;゚Д゚))
      もう図書館の本が崩壊寸前の代物で笑
      ブックオフで買おうかしら…
      2023/02/28
    • 1Q84O1さん
      825ページ…!?
      私が苦戦した『地図と拳』の600ページ超えはまだまだお子ちゃまですねw
      みんみん先輩ファイト!
      825ページ…!?
      私が苦戦した『地図と拳』の600ページ超えはまだまだお子ちゃまですねw
      みんみん先輩ファイト!
      2023/03/01
  • いいなぁ~。
    魅力的な癖のある登場人物。
    卓越したストーリー。
    いいよ。うん。

  • 朱美という女は、なんて魅力的なのだろう。

    前半は、前作で魅了されてしまった京極堂の出番がなかなかなく、それだけが物足りなく感じたが、それはあくまで個人的な感想。

    自分も、登場人物達も、ある意味、前回の事件で学んだことが覆されてゆくことに戸惑う。
    それゆえ、関口などはかなり混乱してゆくが、更に混乱している元精神科医のおかげで、少し正常な気さえした(笑)

    今回のクライマックスの憑き物落としの会場が、お寺であるせいか、真っ暗な境内でのやりとりは、とてもスリリングでドラマチック。
    漆黒の衣に身をまとった京極堂様のセリフのひとことひとことが、ドキドキという心臓の音とともに体の中にしみ込んでゆく感じ。

    ラストは切ない気持になったが、朱美の言葉に少し救われた。

  • 15年上ぶりの三読め。京極堂の謎解きの超大枠だけは覚えていたけれど、それ以外は綺麗さっぱり記憶の彼方に。主要メンバーたちが登場してパズルのピースがハマっていきだすと面白さが加速度的に増していくのだけれど、いかんせんそれまでが長い。序盤の登場人物は、普通の人っぽくてキャラの強さが足りないせいなのかも。序盤の「これどうやって解決するの?」的な状況を解決に持っていく京極堂、そして、京極先生さすがです。本が長くてもまだまだ続きが読みたい、この世界に浸っていたいと思えるのは、キャラの魅力と確実にどこか終着点に連れていってもらえるという安心感が大きいかもしれない。

  • 骨をメグル話。
    二人いたとか、顔を識別出来ないとか
    段々強引に思えてきた。
    立て続けに二冊読んだからかな。
    飽きてきたょ、京極堂。

    「科学が破壊した人類の自己愛」
    ・コペルニクスの地動説。
    ・ダーウィンの進化論。
    ・フロイトの精神分析。

    宇宙の中心、神の子の血統、自己の完全支配

  • 私にとっては三冊目となった京極堂シリーズですが、これもまた、複雑に絡まりあって真相が分かるまでは眠れないってタイプのものです。

    三冊目ともなると、登場人物のキャラクターもなんとか分かってきて楽しみ方が多様化してきます。そういう意味でも京極堂シリーズは仲間内で(何の?)人気があるんでしょうね。

    系図に織り込んだ宗教の奥深さや恐さがひしひしと。
    そして人間関係のドロドロさは慣れてきました。

  • 冒頭から海に関する記述があるが、
    この本の読書自体も、私が海に抱く印象とリンクした。
    怖さ、底知れなさ、暗さ、爽快さ、開放感……
    前作、前前作と比較すると気持ち明るい話に感じたが、単純に登場人物が比較的しっかりしている人が多いからかも

  • 再読。初読時から、事件の内容に比してカラッとした後味がお気に入りだった。

  • 再読
    壮大な動機がたのしい。
    不思議な事は何もなく、解れていくのが気持ちよい。

  • AとBを勘違いしまい、こうなるはずのCがDになって、同時にEはFになり、GはHだと思い込んで、IはJに…Kは…L…みたいな話。なかなかにこんがらがってる話だった。
    登場人物多いし宗教絡んでるからちょっと難しかったけど読み応え半端なかったです。
    とりあえず榎木津を誰か止めろ( ;´Д`)

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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