狂骨の夢 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.52
  • (276)
  • (375)
  • (1027)
  • (37)
  • (2)
本棚登録 : 3355
感想 : 273
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818446

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 百鬼夜行シリーズ3作目。
    宗教や歴史の話が多くて、知識や興味のない人間にはきつかったです。
    多分三分の一も理解できてなかったと思う。
    複雑に絡み合った事件、それぞれが手にした情報がどこか少しずつずれていて、その微妙な食い違いにすごくむずむずした。
    面白くないというわけではなく、難しくて意味がわからない部分が多すぎた。無念。

  • 前作までの雰囲気との違いにどうにも馴染めなかった。
    中盤まで事件らしい事件も起こらず、漸く起こった事件も特別な知識無しでは全貌を推測すら出来ないもの。
    これまでの作品にあった、独特の訳の分からなさではなく、只々ややこしいだけ。
    括弧でのツッコミを多用するような文章表現の変化も鼻についた。
    特に何もせず空気を破壊するだけの榎木津も鬱陶しい。
    次作も読むつもりだったが、さてどうしようか。

  • 京極堂シリーズで一番おもしろくない話。

  • 一応ストーリーは覚えているのだけれども、これといって印象はない。フロイトと骨と抑圧。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

京極夏彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
京極 夏彦
京極 夏彦
小野 不由美
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×