- Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061818446
感想・レビュー・書評
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AとBを勘違いしまい、こうなるはずのCがDになって、同時にEはFになり、GはHだと思い込んで、IはJに…Kは…L…みたいな話。なかなかにこんがらがってる話だった。
登場人物多いし宗教絡んでるからちょっと難しかったけど読み応え半端なかったです。
とりあえず榎木津を誰か止めろ( ;´Д`) -
相変わらずとんでもない話だった
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語り手や形式が変化するので、読むのに手間取った記憶があります。引用される知識もますます難しくなり、理解したつもりでも思い返すと曖昧になっている。事件のあらましは、なるほど!とスッキリするんだけど、いつか再読したいと思っているのは、全部を理解していないからなのだと思います。
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ラスト最高
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安定の京極堂(百鬼夜行)シリーズo(^-^)o
今回はいさま屋の伊佐間さんが主な話。
仏教がてんこ盛りだったのですが、仏教って難しいなぁ…。
知れば知る程訳分からなくなって、後半はもう出て来る単語単語が頭に入って来ず…あたしは、死んだ目をしていた。
前二作程は理解出来なかった、悔しい。
読むペースは通常通り、楽しくさくさく読み進められた。
相変わらず厚い本だとは感じない。
そして佐田朱美が可愛いぞ(^o^)
ここ数冊、京極しか読んでいないので、他の本を読める気がしない…。
今は京極しか読むつもりは無いので尚更。 -
個人的な百鬼夜行シリーズ再読キャンペーン3冊目。
初読のときの感じを読了後に出して、ああこんなだったなあ、と。姑獲鳥の夏、魍魎の匣、絡新婦の理に比べて、狂骨の夢と鉄鼠の檻は、印象が薄い。再読して、エログロな悪趣味度で言えば魍魎の匣にも負けずとも劣らないと思うのだけど、だから二番煎じ感があって、ちょっと興が削がれたのかな。物語としてのまとまりも、前2作に比べると一歩劣る感じがあるのかも。
ただ、歳を取ってからの再読で、初読のときには(おそらく)気付かなかった本作の深みというか、面白味みたいなものが分かった気がする。歴史の重みすらも「憑き物」として落としてしまう京極堂の凄みとか。
鉄鼠の檻は次に再読するのでどういう感覚を覚えるか楽しみ。 -
今回もどうやったらこうなるんだというトンデモ話だった。面白かった。
ただ、宗教が絡んだり京極堂の出番が特に遅い(満を持して登場してからは出突っ張りで怒涛の展開。それはそれで気持ちいいのだが)のと、パズルのピースが多いかつ組み合わせがややこしい。こんがらがりました。
前作ではジメジメしていた木場修が復活し、てやんでい!的ツッコミが冴え渡っていたので笑えた。榎木津の「何もしないが居るだけでOK」感が加速している気がする。華やぐからね。 -
数年振りの再読
前作と比べるとイマイチ
構造がややこしい