完全無欠の名探偵 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 65
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818477

感想・レビュー・書評

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  • なんかしっくり来ない。

    キャラに魅力も感じなかった。
    りんも、みはるも、他も。

    内容が痛い。

    2つの世界の交雑にも辟易。

    ★2つといいたいけど、後味はまあそれなり。

  • 主要キャラは悪くない。
    …が、登場人物の名前が難しすぎ、さらに多すぎて、脇役たちの区別がつかない!
    事件も複雑でしたし、結局、よく理解できずに終わってしまいました。

  • 読了、75点。

    西澤保彦氏の2作目の作品、読んでなかったなぁということで読み始めました。

    SF的な設定として、主人公みはるを前にすると本人が潜在的に疑問に感じていることを口に出して話をし出し、そこから本人がその疑問の真相に気付く
    と言葉にすると何とも分かり難い能力を中心に据えつつ
    作中の「SCENE~」で個々のエピソードが語られながら、全体として大きな真相を形成する、意欲的な作品。

    その試みも面白いと思うし、設定も良いんだけど、全体的に読み難いのが問題かなとも思ってしまいました。
    「SCENE~」と交互に挟まる「Fragment~」も最後の最後にはそういう伏線かと感じられますが、とは言えやっぱりテンポは悪くなってるし、
    また人物関係がゴチャゴチャし過ぎ、メインがそこだから仕方ないと言えばその通りなんですが。

    長所短所が表裏一体なんですよね、それでも作家デビュー2作目でこれはやっぱり凄い作品でした。

    ラスト周辺で心情を吐露する人物が非常にムカついてしまいました(読んでる方として心情を揺さぶられたことに関して褒めています)、一方で主人公のみはるの良い人っぷりも好感度が高かったですね。

  • 名前凝り過ぎ・・・。面白い趣向だった。けどちょっとこじつけ暴走した箇所があった。登場人物の複雑に絡み合う関係がややこしい。絡まりすぎて理解が追いつかない、のは私だけだろうか。多分ぱっとほどけたら気持ちいいんだろうな。パズル好きには向いてると思うけど。みはる君の朴訥な性格は良かった。

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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