翡翠の城: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 3)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818736

感想・レビュー・書評

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  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★☆☆☆ 2
    「作家」★★★★★ 5
    【尖鋭】★★★☆☆ 9
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》69 C+

  • 何となく結末が読める感じで読み進める。
    登場人物が多くて誰が誰やらと思ったり。
    京介、蒼、神代先生、深晴、皆がようやく揃った巻。
    神代先生とさやかが今後どうなるか気になった。

  • 以下続刊。

  • 再読。建築探偵シリーズ3作目。
    これまでお名前だけの登場だった神代教授がこの3作目から本格的に登場します。
    教授のべらんめぇ口調が加わるとなんか安心する(笑)
    老舗ホテル、一族の血塗られた過去、骨肉の争い。
    この3作目では蒼の過去をほのめかす描写が多い。
    シリーズ読破していて、『原罪の庭』も勿論既読なので、再読するとここら辺の描写が胸に迫る。
    終盤の「落日の情景」は特に。

  • 図書館にて借りる。9月26日読了。建築探偵シリーズ第3弾。今回は殺人事件は起きてるけど建築の謎が主体だったな。あと神代教授は今作が初登場。いいキャラクターしてるなぁ。

  • 今回も館をめぐる人々の呪縛と、そこからの解放のストーリー。ホテル・オグラを経営する巨椋家と碧沼に沿ってたつ不可思議な館をめぐって、血の匂いがただよいはじめる。犯人は、「なんとなく厭」と思ってたあの人で;個人的にほっとしましたw蒼くんはほんとこのシリーズのキーパーソンですね。マリアさんへの蒼くんの言葉に感動しました。京介さん、もっと優しくしてやってください;;

  • 再読。
    読み終わってみれば、さやかちゃんが意外とナイスキャラ。

  • 今回はミステリーと言うよりサスペンス。ただ、さくさく読めて読みやすい。

  • 明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が住む別邸・碧水閣の取り壊しを巡って一族の意見が対立、次期社長の座もからんだ骨肉の争いが勃発したのだ。沼のほとりに建つ異形の館を訪れた桜井京介は、一族の血塗られた歴史に迫っていく。

  •  建築探偵ならではの解説と叙情に満ち、ビジュアルも想像を掻き立てられて綺麗。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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