鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3489
感想 : 304
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  • Amazon.co.jp ・本 (826ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818835

感想・レビュー・書評

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  • いやもう何度目か知れない再読なんですけどね、箱根に行くとこれ読みたくなるんだ~。
    このシリーズ、もちろんどれも好きですが、ラストの衝撃度としてはどり的にはこれが一番です。

    そして続けて「絡新婦の理」を読み始めてしまった…やばしw

  • 帯表
    小説界を席捲!!
    あらゆるメディアで話題騒然!

  • 京極堂シリーズで途中のこの本から読んだけど、キャラが個性的だし、妖怪や民話や宗教や哲学や今まで読んだことないパターンですっかりはまった。全作揃えてるけど、この本が一番犯罪の動機にビックリして、目から鱗だったなぁ。

  • もう坊さん。榎木津が神になった巻。

  • 長かった!そしておもぉい…!
    フルメンバな感じで燃え上がりました(笑)

  • 四作目になるとだいたいわかってくるようになってきた…。
    本当に坊主が多い…

  • 禅をテーマにしたミステリー。禅はどういう流れで、誰が伝えたかとかが、非常に分かりやすく書かれていて、とても勉強になる。とは言っても、難しすぎて全く憶えてはいないのだがww あ、そうそう、ミステリーとしてもとても面白かったです。禅に興味がある人、茶道を嗜む人にもお勧め。

  • シリーズ中一番読みやすかった。だから、本屋で並んでいるのを改めて見て、その背表紙の分厚さには驚いた。ページ数とその読書に費やすエネルギーに相関性はないらしい。100ページの面白くない本と800ページの面白い本だったら、後者の方がより速く楽しく読めるだろう。人間はそういう風に出来ている。
    今回の舞台は禅寺だ。だから、やたらと坊さんばかり出て来て誰が誰なのかわかりにくかったが、それはニコ動の手書きアニメに素晴らしい作品が存在していて、それに依って補われた。
    この作品の素晴らしさは読んでもらったらわかると思うので割愛する。
    私がよりこの作品を推すのは、京極さんの作品で、途中一度も詰まらなかったから。だから、この本は面白い上に読みやすい!!その意味で、私はより多くの方にこの作品を堪能していただきたい♪

  • 寺でお坊さんとくればあやしい話になるのは当然のことじゃないですか(キリッ
    美文です。妖しいです。

    トイレのシーンの衝撃と、ラストのシーンの鮮やかさが印象的でした。火事の情景が目に浮かぶような文ですね。すごい。

    まだ益田がまともな頃。

  • 読了してとりあえず思ったこと、「長かった」。
    かつてない重厚な小説に初めは怯んだし、禅という普段身近にない題材だったから読むのに苦労した。でも最後は綺麗にまとめられていたから満足できた。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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