人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 153
感想 : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818880

感想・レビュー・書評

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  • 絢爛豪華な殺人劇は、舞台変わってフランスでも火蓋が切って落とされます。
    ドイツの人狼城と対になった城で、写し絵のように繰り返される連続殺人…。ふむ…(悦

    フランス編の方がオカルト色強かったし、ドイツ編にはない歴史考証とか背景設定が興味深くはありますが、似たような展開がこうも続くと、ちょっぴり辟易しちゃうのは仕方ないよなあ。

    とか言っといて、解決編超楽しみいいい\(^o^)/

  • 読み進めていくと、第一部となにやら重なりが〜 なんだか妖しい感じがプンプンしてきます! どうなるか気になる〜 早く第三部が待ち遠しい!

    ぜひ〜

  • 人狼城の恐怖第二部フランス編を読み終えました。
    ドイツ編に似たような進展だが、共通の人名も無。
    ???名探偵はまだ登場していない模様。
    これからどうなる!

    本が厚くて読みづらい。
    通勤中は立読みは手が疲れる。
    寝不足ぱったり落としてページ破損。
    先に進まねば終わりません。
    早く次の本を読ませてください。
    じゃこの辺で、あと半分を楽しむね。

  • 閉じ込められてしまうところや招待した伯爵がなかなか登場しないなど、ドイツ編と共通するところがあって、そこの辺りが怪しく感じる。

  • ドイツ編から比べるとトーンダウンしたかなぁ

    城へ行くまでが長く、城へ着いてからも大体ドイツ編と同じ流れだったので、
    退屈な印象はぬぐえない

  • 血みどろ。
    やはり、対岸の「銀狼城」と共に
    こちらも事件が起こっていました。
    パターン化した内容かと初めのうちは思ったりもしたのですが、
    さすが、ドイツ編とは違う展開で。

    それにしてもこの二つの城の相似性は
    3巻の探偵編、4巻の完結編に関わりを見せてくれるのか!

    まだまだつづく・・・

  • やっぱりグロいです。
    この閉塞感が少し苦手かも…。

  • 蘭子シリーズ再読まだやってます。
    で、最大の山場、人狼城なんですが、なんと1巻だけ行方不明(T∇T)
    再読だし、順番通りじゃなくていいかー、と、とりあえず2巻から読み始めました。
    そもそも1巻のドイツ編と2巻のフランス編は、どちらも事件の様相を描いているだけで、どっちから読んでもいい構造になってるしね(3巻に続く)

  • 一巻に引き続きなんでこうなった的なおいてけぼり気分です。

    しかし、ラストのラスト、逃亡中の手記には引き込まれました。
    なんだか今回は犯人が人間ぽいなと思ったら、やっぱり人間だったぜと。
    正確には、人間ぽいと思ったところは人間だったと。
    ネタバレかしら。
    まあいいや。

    しかしこれがあと二冊か…。

  • その厚さもさることながら、人が死ぬ死ぬ。ここまで死ぬとは思わなかった(笑)。一部・二部を続けて読むと、三部・四部を読むころにはどっちがどっちだったか分からなくなってくるし。そのたびに見直して手間がかかったのは厄介と言えば厄介。そのぶん、読み終えたときの充実感はばっちり。
    にしても、よくこれだけのものを書けたなあ……すごいや。ひたすら感嘆。「人狼」に関するオチは妙に気に入った。

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著者プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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