江戸忍法帖―山田風太郎傑作忍法帖 (講談社ノベルス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818927

感想・レビュー・書評

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  • 1日で読み終えてしまった(笑)。山田風太郎の文章は美麗に
    して読みやすい。この江戸忍法帖は、筆者自ら「甘い」と
    評して第一期の傑作忍法帖の編成から外れてしまったこと
    からもわかるように、風太郎忍法帖としてはやや食い足り
    ない気もする。八剣民部の忍法肉鎧が敗れる様と葉月が一糸
    まとわぬ姿になっていく所が読みどころかな。特に民部の
    最期は男として涙してしまうこと必定(笑)。笑いながら
    言うな(爆)。

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著者プロフィール

1922年、兵庫県養父市生まれ。
東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の
第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。
’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で
日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。
’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは
『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、
爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる
明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、
『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。
2001年、79歳で逝去。
本年2022年で生誕100周年を迎える。



「2023年 『警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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