海鳴り忍法帖―山田風太郎傑作忍法帖 (KODANSHA NOVELS SPECIAL)

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  • 講談社
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本棚登録 : 32
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818958

感想・レビュー・書評

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  • これは面白い。忍法VS科学兵器。最後にバタバタと銃に撃たれる忍者に涙。こんな自虐的というか天に唾する小説を平気で書いてしまうところが、いかにも作者らしい。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/10/12~10/24
    昔、一時読みまくった山田風太郎作品で未読であったもの。久しぶりに忍法帳シリーズを読んだが、奇天烈な風太郎マジックを堪能した。(リンクの本棚サイトに何冊か風太郎作品をリストしてあるが、実際はもっと持っている)

     今作品では、足利将軍と戦国の異端児松永久秀のちょっとした諍いに端を発して、足利将軍の寵妃の夕子と昼顔をめぐり争う松永と堺の町の戦いを描いている。まあ、しかし、よくもこんな忍法を次から次へと考え出すものだ。

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著者プロフィール

1922年兵庫県生まれ。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞、97年に第45回菊池寛賞、2001年に第四回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没。

「2011年 『誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽 山田風太郎ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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