蓬莱 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819238

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  • 安積警部補シリーズ 第4弾
    神南署編 第1弾

    東京湾臨海署(ベイエリア分署)から舞台は神南署に移っています。
    須田刑事や、黒木刑事も登場します。

    今回は開発者も嵌るというゲームソフト「蓬莱」が、発売直前に開発したソフトメーカーが暴力による恫喝を受ける。

    この「蓬莱」は古代の日本に上陸し、国を作っていくというものだが、なぜか暴力団や、政治家が発売を阻止しようと暴力に打って出る。

    この「蓬莱」発売妨害に隠された真の秘密とは、日本にある革命を起こすことだった。

    この作品では、ソフトメーカーの社員達の視点と、安積警部補達の視点と、半々に物語が進行し、以前の作風とはまた違った感じがします。

    私的にはともかく、史学的な言葉や歴史上の人物がたくさん出てきて、歴史好きにはいいかもあせあせ
    ただあまり共感できる部分がなかったということで、評価は低めです。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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