- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061819313
感想・レビュー・書評
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歌野晶午の短編
表題作が一番よかった、短編ミステリーで過去最高
1521245 Ave2、86詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。
本のタイトルにもなっている「正月十一日、鏡殺し」。
最後の最後ですごく後味の悪い話を持ってきたなあ。
しかも寝る前に読んじゃった。 -
2015.02.28
始めて読んだ歌野さんの短編集。
今まで読んだ本にハズレがなかったので安心して読み始めたのですが…うーん。
1996年に出版された本なのでしょうがないのですが、ひたすらなんか古いなーという印象。
やっぱり短編集は鬼門が多い。
7編のうち、まあまあかな…と感じたのは表題作だけでした。 -
歌野らしい作品もいくつかあれど、ちょっとホラーチックだったりして、いつもの歌野とは違う感じ。
個人的には歌野的なアクの強いのは好みではないので、このくらいが丁度良いかも。
まあ、いつもの感じを期待すると、物足りないということになるんだろうけど。 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1899191.html)
(収録作品)逃亡者大河内清秀/猫部屋の部亡者/記憶の囚人/美神崩壊/プラットホームのカオス/正月十一日、鏡殺し/盗聴 -
070220・借
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<font color="#666666"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061819313/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://homepage3.nifty.com/flat_m3/f/noimage.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
<br clear="left">
<blockquote><p><strong>「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受してしまった予備校生は、そこに犯罪の匂いを嗅ぐ(盗聴)。
猫マニアの恋人を持つサラリーマンは、一瞬の狂気に取り付かれる(猫部屋の亡者)。
不仲の祖母と母に挟まれた少女は鏡餅に願いを託す(表題作)。
日常の中に紛れ込んだ謎、そして恐怖。ミステリー傑作集。</strong> 裏表紙より</p></blockquote>
<blockquote><p><strong>あえて探偵を廃し
あえてトリックを抑え
あえて論理合戦を殺ぎ落とし
絢爛豪華な謎もなく
物語はあくまで日常で
しかし精神は本格
ようこそ、裏本格の世界へ</strong> ――見返し著者のことば</p></blockquote>
上記、紹介されているほか、逃亡者 大河内清秀・記憶の囚人・美神崩壊・プラットホームのカオス。
著者のことばにあるとおり、探偵も現われず、真犯人の逮捕劇もない日常が舞台の物語たちである。ちょっとした錯誤や認識の食い違いが恐ろしい結果へと容易に人を導くのだということの恐ろしさがじわじわと背筋を這い上がってくる心地である。</font>
著者プロフィール
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