絡新婦の理 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3192
レビュー : 276
  • Amazon.co.jp ・本 (830ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819320

感想・レビュー・書評

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  • もう一度、熟読しないと、なんて書いていいかわからない~。

    哀しい女性たちがたくさん出てきた。

  • 京極堂シリーズは、読み始めた以上はとにかくここまでは頑張って読んでくださいとおすすめしています。

  • ここまで人を思い通りに動かせるものなのか。
    動かされた側に動かされたという意識はなく、真犯人の望んだ結果だけが残り、ゾッとした。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14077889.html

  • 次の展開が気になりすぎて、気づけば朝……
    寝不足になりました。
    あと、本が重たくて腕が筋肉痛になりました。

  • 一つ言えるのは、房総半島でそんなお嬢様学校があるわけ…なのですが、舞台なのは嬉しい。「貝の穴に~」の舞台付近、って感じでよいのでしょうか。
    あと、割と草迷宮的作りだったんだ、?という気付き。
    あぁもう最後一気読みのために寝不足ですよ。

  • 並行する連続殺人事件、迷走する警察、妖しい噂の蔓延る閉鎖的な学院、オカルト、女系の旧家...
    てんこ盛りな要素で登場人物と読者をさんざん混乱させた後、情報を整理し鮮やかに解体して見せることで事件を提示して見せる手並みはさすが。
    派手なミスリードで蜘蛛の正体を誤解させたまま、終章で静かに対決し幕を降ろすのも緩急があって素敵だなあ。

    メモ程度に。

    葵の述懐にもあったように、織作の四姉妹全員が自分の居場所を作ろうともがいていた。だからどこか痛々しさを感じてしまうのかな。
    美由紀の芯の強さと聡明さはとても好感が持てる。美由紀の人気を改めて確認。幸せになってほしい。
    京極堂がひどく感情的になっている場面が印象的。蜘蛛の仕掛けには逆らえないし、関わる以上は京極堂も駒となってしまう。
    禅の話に比べたら女権拡張とかキリスト教における悪魔の話のほうがわかりやすい。禅と比べたら(理解できる訳ではない)。
    目、視線というのは人が人を傷つけるときに最も忌避するものであるというから、そこをピンポイントでズブズブいく目潰し魔はやっぱり怖い。
    増岡や降旗の再登場、懐かしい名前への言及などは嬉しいよね。

  • 我楽多 がらくた

    829

    香川で台風やりすごすためにぶっこで手に入れて、デパートでひたすら読んでた。
    おんな、というのは難しい立場になぜかいて、それは歴史的にそうなってきてしまってるんだろうけど、でもシンプルなことなはずなのにどうして難しくなっちゃってるんだろう?

    京極夏彦こんなに面白いとは!知的!

  • 前作の鉄鼠で後半4〜500ページ一気読みしてしまい、かなり体力削られたので今回はゆっくり読む!と心に決めていたのにやっぱり後半一気読みしてしまいました…(笑)
    まる一日過ぎてもまだ背中のゾクゾクがおさまりません。
    冒頭から引き込まれ、前半途中挫けそうになりながらも読み進め、真ん中に差し掛かるともう止まりませんでした。
    後半は翌日廃人になる覚悟で休日前に読むほうがいいかと思います。
    余韻にひたりながらプロローグを読み直し、また読み進めてしまい……。無限ループになりそうで怖いです。まさに蜘蛛の巣に絡めとられたような感覚に陥ります。
    時系列に5作読みましたが、この話が一番好きかもしれません。

  • 犯人は百鬼夜行シリーズにおいて、最大の難敵だったと思う。
    それだけで最高峰。

  • 再読だけど、読了日の登録がなかったので、
    新規で登録し直し。

    15年振りくらいの再読だが、とにかく面白い。
    辞書並みの分厚さだけど一気に読んでしまった。
    今回もキリスト教やユダヤ教、悪魔崇拝、
    心理学、性風俗に関する事柄など盛り沢山。
    読んでるはずなのに、再度勉強させてもらいました。

    これだけの錯綜した事件を破綻させることなく
    描ききっている作者の力量に改めて感嘆。
    蜘蛛こと織作茜に関しては、
    続く「塗仏の宴」でも描かれていたはずだけど、
    そこでもう少し掘り下げられてたかな?
    あまり間隔をあけないで、そちらも再読しましょう。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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