絡新婦の理 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3192
レビュー : 276
  • Amazon.co.jp ・本 (830ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819320

感想・レビュー・書評

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  • 吉川英治文学新人賞候補(1997/18回)

  • 私は、百鬼夜行の中でこれが一番好きです。
    何度読んだかわからない(こんなに分厚いのに…)

  • 何回読み返したろう。
    未だに何故こう出来たのか、結果こうなったのか、煙に巻かれて良く見えません。
    そして読み返すたびに新しい発見とそれ以上に謎が深まり、また読み返さざるを得ない状況に堕ちていく。

    この理を見切るには、徹底して傍観者で無ければならないのかもしれませんね。私にはまだまだ無理なようです。まだ渦中に居て蜘蛛の糸に思考を絡め取られていたいようです。

    この『理』が更に『宴』に繋がる。この辺りのロジックの妙は薄ら寒くなる事請け合いです。

  • 分冊で読まないとまあ、腕が痛くなる。それを押して読むくらい、続きが気になってしまうシリーズ。
    島田荘司に比べたら余程親切なヒントがあるので途中で犯人はわかるけれど、この物語は本当に蜘蛛の巣のように、様々な要素の絡み合いで、誰もが、自分こそが真犯人だと思い込んで/思い込まされているというのがすごい。そして皆が自滅してゆくシステム。

    時系列でいう物語のラストシーンが冒頭に置かれていて、なんともかっこいい。

    かっこいいと云えば、下に引用した榎さんの「しかしだからと云って恥じることなどないッ!」でグッと来ました。榎さんの歯に衣着せない発言が好きです。

  • これは読み応えがありました。

  • 長かった。でも京極堂によって2つの事件が交錯し始めると俄然面白くなってくる。

  • 読んだ中で最高のミステリー(*´ω`*)
    偶然・蓋然・必然の差ってなんだろう

  • 本当におもしろかった!さすが!

  • 蜘蛛の巣の上で、糸を手繰りながら中心の蜘蛛に近づいていく話。
    何度もそういう喩えが出てくるんですが、それが実感できるってのが凄い。

    繋がりの見えない連続殺人事件が二つ進行して、旧家やら学校やらあって、常連の脇も出てきて、とやたら登場人物が多いので把握するのが大変でした笑。
    相変わらず京極堂出てくるのは遅いし喋りだしたら長いけど笑、薀蓄は興味深かったです。

  • 百鬼夜行シリーズ5作目

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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