封印再度 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1476
レビュー : 161
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819597

作品紹介・あらすじ

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。果たして、「匣」を開けることが出来るのか?興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。

感想・レビュー・書評

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  • 久々にこの著者に戻った。
    やっぱり面白い。

    文章の構成も言葉の選び方も好きだなー。
    何よりも章タイトルが本当に秀逸だと改めて思った。

    「封印再度」=「WHO INSIDE」も抜群によかった。

    ただ、ちょっと今回は弱かったかなと思う。
    真相が分かるまではものすごく面白くてドキドキワクワクして
    夢中になって読み進めたけど、終盤になるとちょっと拍子抜け感が否めない気がする。

    何にしても、この方の作品は時間を忘れるし、
    時間が足りなくなるくらい面白いので、次を読むのが楽しみ。

    今回は帰省中の読書だけど、持ってきている有川作品2作も
    すぐに読み終わっちゃいそうだし、本屋さんで調達してくるかー。

  • 既読
    再読
    文庫版

  • 面白いのだが、何か引っかかる気がします。

  • 森博嗣 すべFがおもしろかったから2冊目

    犀川と萌絵シリーズですべFより後の話
    ミステリアスだった犀川のもえに対する心情が前よりも詳しく書かれていて、人間味が増していたし2人の関係も進展していた

    相変わらず、ミステリーという型の中で、人間の真理を突いた作品だし
    今の自分と照らし合わせて、たくさんのヒントを得られ、読む人によって捉え方が変わる作品
    だが
    謎の部分が個人的にはあまり興味深くなかった
    ミステリーというのは表面のことで、人間の心理がメインな気もする

    ただ、いつもミステリーを読んでいて感じる、この推理は、何かたまたま偶然事件と関係ないことで、まるで事件のヒントのようなことが起きてたらどうなってたんだろうっていうのを少しだkw晴らしてくれるような内容でもあったから、こういうパターンを描いてくれてなんか安心感もあったyぷな


    「我慢というのはですね、そもそも個人の能力ではありません。
    単なる現象です」


    「表面的に観察された事象を、
    単一の意志による行為として認識しようとすると、必然的に無理が生じます
    どうしても捻れてしまう
    結果だけが意味のない複雑さをもつことになった」


    「呪われてるのは人間の認識
    歪められた認識です」

  • これを一番最初に読んだはず。

  • 金曜日はちょっと夜更かし、家族で心置きなく読書に没頭できる。
    なんと瀬戸女史はここからもうでてたのだったっけ、、張り巡らされる伏線。

  • 融点60度の金属。日本人の美意識

  • 「人間って結局、自分のことで涙を流すのだ」
    「門松の三本の竹はね、長さが七対五対三なんだ」
    「ああ・・・します」「いつでも、けっこうです。今すぐでも・・・」
    「何のために、一日を潰しているのだろう?こんな時間があったら、彼女と一緒にいてやるべきではないのか・・・・あるいは自分は逃避しているのだろうか。」

  • S&Mシリーズ5作目。エイプリルフールからの、婚約届!!なんと!犀川先生がこんな風になるなんて!でもそれは萌絵ちゃんだめでしょ。タイトルの「封印再度」と、「WHO INSIDE」、両方内容に絡んでいてさすがです。

  • ダジャレが聞いているタイトルの通り、遺体発見現場の密室(?)には誰がいたのか。そして読者なら誰しも挑戦したくなる、開かずの箱とツボの秘密。封印されたものが再び蘇るとき、すべてが腑に落ちる気持ちよさ。

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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