ミステリーズ 完全版 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 89
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819818

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。全体的に狂気的な雰囲気が醸し出されている。正直、実験的な要素が強すぎてあまり好みではなかったかなぁ。キッド・ピストルズシリーズのような派手さはあまりなく、かといって「生ける屍の死」のような奇を衒い過ぎていて滑っているところも多々あり…、と書いていて思ったがよくよく考えてみればこの作品の単行本が出版されたのは1994年、つまりはだいぶ昔の作品集ということだ。そう思えばこの小説が発表された当時ならば、だいぶ斬新な設定が多かったように感じる。リアルタイムで読めていれば感想もまた違ったものになっていただろう。

  • 傑作揃い。解決シーンのみで構成された「解決ドミノ倒し」が取り分け印象深い。

  • 3月21日読了。「このミステリがすごい!」1995年度の第1位の作品。バラエティに富み、互いに関連のあるような・呼応しあうようなミステリ短編たちを、レコードのA面・B面になぞらえた体裁にて収録した短編集。メタミステリや、「犯罪者の精神分析」とも言うべき後味の悪い短編もあってバラエティに富んでおり、さほど心に残りはしないものの空いた時間を利用してガンガン読むことができ、結構楽しめた。大上段に構える大長編ミステリもいいけれど、趣向を凝らした短編集というのもいいものだね。

  • 『密室症候群』
      密室小説を書く医者。現れた患者の女性の診察。

    『禍なるかな、いま笑う者よ』
      落ち目のコメディアンがプロディーサーを誘拐し自分の作った機械で復讐しようとするが・・・。

    『いいニュース、悪いニュース』
      かつて夫婦交換した夫婦間で起きた殺人。本当のパートナーは?

    『音のかたち』


    『解決ドミノ倒し』
      ドミノ荘に集まった人々の推理合戦。それぞれの本当の正体は?

    『あなたが目撃者です』
      テレビで流れる連続殺人犯の特集。夫婦で見ていたが・・・。

    『私が犯人だ』
      殺人を犯した男。自分が犯人だと話すがみんなに無視される・・・。

    『収集の鬼』
      レコードコレクターの男が見つけた幻の名盤。

    『《世界劇場》の鼓動』
      

    『不在のお茶会』


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  • いいもの読んだって気になります。

  • 山田雅也の短編は本当に上手い。ひとつの話を読むと、必ず何かの感情を動かされる。恐怖であったり哀愁であったり笑いであったり。特にこの短編集は最初から最後まで食い入るように読んでしまった。

  • 「解決ドミノ倒し」がお気に入りです。色んな意味で。「蒐集の鬼」は読んでいて何か辛くなりました。コレクターにとっては凄く辛い作品かも。

  • 短編集。仕掛けを見破ろうとして読んでも出来ませんでした。計算しつくされていて・・読んだあとグッタリします。

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