- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061819870
作品紹介・あらすじ
「諸君が、一度でも私の名を叫べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」-自信に満ちたせりふと共にあらゆる状況からの脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が、衆人環視の状況の中で殺害された。さらに、彼はなんと遺体となってまで、最後にして最大の奇跡を行う!?犀川・西之園師弟が明かす驚愕の真実。
感想・レビュー・書評
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再読。
この巻はミステリ部分とラブコメ部分のバランスが絶妙であらためてシリーズで一番好きだなあと思ったことであるよ。 -
珍しくロマンチックというか、感情に訴えるような展開だったように思える。これまでの作品よりもじれったさを感じたが、それはわくわくよりもイライラが強くてちょっと不思議な感覚。でもやっぱり面白い。
できればこの二人は、くっつかないでずっとおっかけっこをしててほしいなぁ。 -
既読
文庫版 -
再読要。
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素晴らしい真相! 清水紘治先生のファンは必読(笑)。
ただ、「ガッチャマン云々」は艶消しだつたし、その後の萌絵の独白がダメを押してしまつてゐたことなどが残念。 -
これまでに比べると動機とかまで含めてしっくりと読めた気はする。
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マジック。殺人の動機。結末良。
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S&Mシリーズ6作目。面白かったー!今回は珍しく事件が動機も含めて解決した感じ。犀川先生によると、動機なんて、事件に関係ない人のために用意された幻想なのですが。「人が死ぬことによって失われるものは、その人間の思考である」「すべてのものに名前がある、ということにさえ気づけば、あとは簡単なんだ」「どんな法律も人格を裁くことはできない。名前を裁くんだよ」
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夏のレプリカと同時進行で読破。マジシャンを扱った事件なのでトリックも奇抜なもの、かと思いきや、常人には予測しにくい犯人の目的がとても印象的で、タイトルの死の使途という部分に合点が行く物語。後に別のシリーズで活躍するあのキャラクタが登場し、先にそっちを読んでいた僕としてはびっくり。
著者プロフィール
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