天空の蜂 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 275
感想 : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819894

感想・レビュー・書評

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  • 分厚い割に読み応えなく。

  • 映画がとても面白かったので、原作も読みたくなった。
    映画ではにおわすだけにとどまっていた実行犯二人の背景を知ることができて満足。
    97年の記憶がおぼろげだけれど、阪神淡路大震災で自衛隊をめぐるいろんな騒動があったという時代背景を思うといろいろと考えさせられる…。

  • 古い作品ですが映画化される現代テーマのエンターテイメント、流石

  • 勉強になった!子供を助け出すシーンのスケールと緊迫感がとても好きでした

  • 内容紹介
    原発が脅迫されたっ!!著者初の冒険小説!
    テロリストに奪われた無人大型ヘリが原子炉上空に!

    テロリストの脅迫に日本政府、非情の決断――!!爆発物を積載した超大型ヘリコプターが、“天空の蜂”と名乗る男に強奪された。ヘリにはコンピューターによる遠隔操作で、福井県にある高速増殖炉の千数百メートル上空でホバリングを開始した。そしてヘリの中には、とり残された少年が1人!著者初の冒険小説!

  • 数時間で犯人を見つける事は可能か?ハラハラドキドキの展開で一気に読ませてくれる。軽快な読み口で東野圭吾はいいね。

  • 原発について、一般の人々も、きちんと知るべきだなと思った。
    特に、東日本大震災の後にもう一度読んで、そう思った。

  • 高速増殖炉へのテロをテーマにした話かな。東野圭吾さんてストーリーの押さえるポイントが巧いからいつも天才かって思いながら読む(*´д`)犯人からの最後の声明文はかなり考えさせられる。技術者側からの考えも興味深かった。安全神話を掲げることによって避難させるということが矛盾に繋がるのも悲しくなるね。

  • 福島の原発の問題が無ければ、途中で放棄していたかもしれない。
    こらえ性の無い私は、難しい説明は苦手なので・・・。
    人と人との関わりをもっと描いて欲しかった。
    協力する人間(目的を知らない人)が、どうしてそこまで
    何も聞かずに協力するのか、納得がいかなかった。
    人間関係を描く事には、重きを感じなかったのだろうが、
    人と人との関わりからこの事件は起きているのだから、
    説明を多くするより、そこを描いて欲しかった。

    正直、話は面白くなかった。

    原発賛成も反対も今のところは意見を言えるまでになれないが、
    現実問題、原発が無ければ普段の暮らしはできないはず。
    もっと多くの人間が関心をもたないといけない。
    特に東日本。原発に関わる人たちがいるから、こういう生活が
    できていたのだから、少しずつでも、痛み分けをできないか、
    と思う。

    無関心が最大の罪だと思った。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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