カーニバル: 人類最後の事件 (講談社ノベルス セA- 5)

著者 :
  • 講談社
3.15
  • (10)
  • (22)
  • (78)
  • (7)
  • (8)
本棚登録 : 270
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (849ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820180

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ▼(……冷汗)そう、だんだん思い出してきたよ。『イヴ』はただの序章、本当の闘いはこれからなんだってことを……! 厚い! そして意味がわからない(笑)! しかし、ここ数年、私も読み手として、最大級の努力をしてきた。『薔薇の名前』も『哲学者の密室』も、『邪魅の雫』も読んだ。分厚く難解で辛い苦行に耐えてきたのだ。『カーニバル』が何だ。やれる。今の私ならば『犯罪オリンピック』にもう一度挑み、楽しく読み返すことができる筈なのだ……! 自分の努力を、成長を、可能性を信じるのだ……!▼100ページ突破。全体の1/8。まだ全然面白い。▼200ページ。展開が加速し、エキサイティングな展開になってきたが、次第に頭がおかしくなってくる。▼500ページ。全体の半分は越した。何となく、いけそうな気がしてくる。面白い。普通に面白い。……いや、普通じゃなく面白い。『哲学者の密室』『邪魅の雫』よりぜんぜん楽。だって、この小説は楽しい。普通の小説の「面白い」とは違う形かもしれないけど、楽しい。▼750ページ。……途端に厳しい。漂馬が二人!? の章に入って、力が抜けてしまった。それまでのドットの話や、刃の誘拐事件はわくわくして読んでいたけど、もしかしたら集中力切れかもしれない。一端意識を空(くう)に向け、別の小説を読むことにする。▼二週間かけて読了。文中の言葉を引用して一言、「――この物語はどうなっているんだ?」。当時も、「一体どこへ着地する気なの!?」と不安で仕方なかったのだけど、結末を知っている現在でも同じ感想を味わう羽目になった。あー。細かく笑える小ネタもいっぱいあったのに、終盤の、全てが意味不明になってしまう例の衝撃波(インパクト)のせいでもう『カーニバル・デイ』を読むしかないんだろうなという、追い詰められた気分に。続編待ってたファンにとって、この後の展開を知るのに数ヶ月も待たなくちゃいけなかったというのは、例のマリみての『レイニー止め』どころの拷問じゃなかっただろうね。だって続編読まなかったら自分の存在意義が揺らぎそうだもん。混乱しすぎて(笑)。▼ええ、脳内が凄いパルプンテでした。本当にありがとうございます。(08/3/4読了)

  • ミステリーらしきものね。
    もはやこの人宇宙人か何かじゃないかと思うの。

    文章だけが大変多いんだけど
    中身が空っぽの張りぼてな感じかな。
    発想はすごいんだけどやっぱり無理無理量で
    攻めちゃうから無理のある文になっちゃう。

    なにしたいんだか。

  • 長い。長くて疲れてきました。でも読ませる不思議。。。

  • 無駄に壮大な展開。この人以上にクレイジーな文章を書く人を知らない

  • 龍宮さんどうなるのか……

  • JDCシリーズ

    もはや我慢大会の様相を見せてきたこのシリーズとの付き合い(笑)
    次の「デイ」読んだらおさらばするんだ!
    もう読むもんか!w

    JDCビル爆発という衝撃的な事件で幕をあけた「犯罪オリンピック」
    週に1度行われる不可解な事件で
    全人類の1割が失われる
    このまま事件はどうなっていくのか


    長いよ!
    本が厚いよ!
    視点変わりすぎ!
    人がアッサリ死にすぎ!(笑)

    疲れたーー

  • 『イヴ』は面白かったのに!!どうしてこうなった!!


    『コズミック』もそうでしたけどこういうショートエピソードの寄せ集めは、読んでる途中でどうしても飽きる(『コズミック』はそれにくわえて全部同じ結末だったから、それよりはマシだけど)。
    しかもまあ、いや最初からわかってたことなんですけどもはやミステリでもなんでもない…。宇宙船とかオリハルコンとか出て来てどうしろと。

    装丁は素晴らしいと思います!爆発!

    『デイ』長いよ…。

  • 苦行継続中。凶器は大阪ドームだ!

    ナ、ナンダッテーッ!

  • 今年100冊目の本がこれ…。持ち運んで読むのに苦労しました(苦笑)ミステリじゃないですけどね、ファンタジーストーリーの気分で読みました。でも読み終わってもさっぱりしないので、次のカーニバル・デイ読みます。

  • これもまた、終わりが気になります。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九九六年、『コズミック』で第二回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後、小説だけでなく、ビジネス書、ノンフィクション、英語学習指南書など著作多数。小説執筆の息抜きとして始めた英語学習にハマり、独自のメソッドでTOEIC(現TOEIC L&R)テスト満点を五回達成。二〇〇九年から二〇一七年まで主宰していた「社会人英語部」では、のべ六五人の部員をTOEICスコア平均九〇〇点台にまで導く。日本人作家の小説を英訳して世界中の電子書店で販売しており、著者、英訳者、編集者として手がけた英語作品は一〇〇を超える。作家としての近著に『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)などがある。

「2020年 『三日坊主でも英語は伸びる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清涼院流水の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×