塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2714
レビュー : 192
  • Amazon.co.jp ・本 (636ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820333

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで、止まらず読みきってしまった。

    今までの話は最後に担ぎ出されてきて、だったが、この塗仏の宴は最初から中善寺の話だった。

    最後の駅から町、山、村、佐伯家のくだりは、圧巻。


    で、関口さんは・・・。
    次は、陰摩羅鬼?百鬼夜行?どちらをよめば。

  • 話に入り込むのは難しかったが、きっと何かあるはずの一念で読み進めた。
    シリーズのこれまでが本作の布石に思える、京極堂の過去に関わる壮大な大風呂敷・・・疲れた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14079449.html

  • ラスボス引っ張り感が異常。この本がベストセラーになった状況、バンドワゴン感はすごい。

  • ほぼ一か月かけて支度~始末読了。
    全くばらばらな話から徐々に照準が絞られてきて、最後にぎゅぎゅっと畳まれた感じ。はーすごい。多分半分も拾いきれてないけど、京極読んだ後の達成感、半端ない。
    物語の結構重要な鍵を握ってた人物が今までの作品に出てきた人物だったけど、完全に誰おま状態だった。一作読むたびにまた姑獲鳥から読み返さなくちゃいけない呪いがかかってるこのシリーズ。黒幕っぽいあの人の今後の動向も気になるところ。関君はいつにも増して不憫だったけど、関口夫婦の絆が見られてよかった。雪絵さんも千鶴子さんも、控えめだけど芯が強そうなところが素敵だなぁと思う。

  • このシリーズは大好きだし、何度も読み返しているのだけど、前作まで読み進む→登場人物が多くてわからなくなる→よしもう一度最初の作品から→前作まで読み進み→わからなくなる→よしもう一度、の繰り返しになっていた。
    それで飽きないのだからすごいと思うけど、さすがにいい加減先の展開も知りたい。
    もう登場人物全てがわからないのは仕方ないと諦め、ようやく一歩進めた。
    面白かった!
    支度の方は短編連作のそれぞれが独立した小説として面白かったけれど、始末で全てが繋がるこの快感!
    このシリーズはこれがあるからやめられない。
    軍の秘密組織云々的な部分はあまり好みではないのだけど、他は好みの結末。
    また、このシリーズは女性陣がとても好きなので、再登場も嬉しかった。
    よーし、一作目に戻らず次に進もう!

  • 催眠祭りと書いてあった通り。

    関口は相変わらずなのに、初めて出てきて欲しいと思っちゃった。どの作品が人気なんだろう。色々あるけど、自分も惑い参加してしまう作品を待ってる。

  • 催眠術祭り。
    支度編で広げられた風呂敷が畳まれていくのですが、いやはや。
    ここまでくると何でもあり、ってな感じでもはやミステリーでもなんでもない。
    ただの筋トレ本です。

    でも、どんどん読み進められるのはさすが、です。

  • 全部がつながった。すごい!

  • 関口が出てこない。最後にも出てこない。ネタバレで出てこないということは知っていたけど、本当に一行で終わってしまうとは……。関口が出所した後日談を読みたかった……。
    京極堂の元へ人がぞろぞろ集まってくる場面は面白かった。増岡弁護士は、気遣いのできるいい人だよ!!滅茶苦茶早口なのに噛まないのが羨ましい。
    榎さんの関口は元から壊れている発言と、それに納得済みの雪絵さんになんか衝撃。まぁ奥さんだしね。知っているのか、何かあったのか。雪絵さんは関口と結婚するとき、京極堂と榎さんの両方から結婚反対されてそう。結婚生活の大変さを仄めかされていたりとか。
    「関口を癒した〜」が記憶に残った。
    あと、榎さんの嫌悪感丸出しは珍しい。
    でも、堂島うざいし、藍童児はイライラするし、私が百鬼夜行シリーズに求めているのはこういう話じゃないし。最後に内藤が出てきたのは意外だった。意外性はそれくらいの、本当に長いだけでつまらない本だった。

  • 引き続き京極作品再読。

    そういえばこのシリーズの中では最も読み返す率が低い作品でした。
    いや、面白いことは面白いんですが、余りにも多くの登場人物と団体が時系列を飛び越えて絡み合う為に、初めて読んだ時に相関図を手書きしながら読んだ覚えがありまして。やっぱり今回も私のアタマには相関図が必要でした(笑)

    この長い長い作品中での特筆事項は、第2作目以来の中禅寺秋彦に同レベルで相対する人物でしょう。マトモに出てくるのはラスト数ページに過ぎないのにこの存在感。またいつか出てくるのだろうか、と思わせつつ…。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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