塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2713
レビュー : 192
  • Amazon.co.jp ・本 (636ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820333

感想・レビュー・書評

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  • 長尺難解なのは「…支度」と同様。中禅寺の妖怪についての薀蓄コーナーが少ないだけまだマシ。プログレを聴き始めた頃は世間で名盤と評されている『リザード』や『アイランド』も分からなかったからなぁ、「レイラ」の後半部分とかも。
    それでも、ここは修行と思って試練に耐えたら悟りを開くが如く良いと思えるようになったんだっけか。いつからは忘れたけれど。いまじゃ『海洋地形学』とかも好きだし。『ドラマ』とかも積極的に好きだ。
    京極堂もいつかはそうなるのかね。反体制的な主張は本作が書かれた時代とは異なるのに読んでいる現在(2018年)の時代背景とシンクロしてるのがなんだか奇妙というか不気味ではあった。しかし、アベの野郎どうにかなんねぇかな。腹立つなー。
    あー、CANとTULLは未だ修業中。TULLはようやく分かってきたような気がするくらいにはなれたかな。

  • 話に入り込むのは難しかったが、きっと何かあるはずの一念で読み進めた。
    シリーズのこれまでが本作の布石に思える、京極堂の過去に関わる壮大な大風呂敷・・・疲れた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14079449.html

  • ほぼ一か月かけて支度~始末読了。
    全くばらばらな話から徐々に照準が絞られてきて、最後にぎゅぎゅっと畳まれた感じ。はーすごい。多分半分も拾いきれてないけど、京極読んだ後の達成感、半端ない。
    物語の結構重要な鍵を握ってた人物が今までの作品に出てきた人物だったけど、完全に誰おま状態だった。一作読むたびにまた姑獲鳥から読み返さなくちゃいけない呪いがかかってるこのシリーズ。黒幕っぽいあの人の今後の動向も気になるところ。関君はいつにも増して不憫だったけど、関口夫婦の絆が見られてよかった。雪絵さんも千鶴子さんも、控えめだけど芯が強そうなところが素敵だなぁと思う。

  • 催眠祭りと書いてあった通り。

    関口は相変わらずなのに、初めて出てきて欲しいと思っちゃった。どの作品が人気なんだろう。色々あるけど、自分も惑い参加してしまう作品を待ってる。

  • 催眠術祭り。
    支度編で広げられた風呂敷が畳まれていくのですが、いやはや。
    ここまでくると何でもあり、ってな感じでもはやミステリーでもなんでもない。
    ただの筋トレ本です。

    でも、どんどん読み進められるのはさすが、です。

  • 昔読んで再読したが、内容あんまり覚えてなかったなぁ。

  • 面白くなってきやがったゼっ!

  • 一気読み!

    でも今回はかなり不完全燃焼。
    登場人物が多くて複雑になりすぎたのかしら。
    結局あの人がどうしてあの人を殺したのかがわからない。
    ま、そこは事件のはしっこなんだけど・・・。
    今回のテーマは家族。
    いや、まぁそれはいいんだけど、
    なんか今回はオチにいつもの緻密な感じがなかったなぁ。
    私の理解力が足りないのかしら。

    今までの事件の話や重要人物なんかも出てくるから、
    大昔に読み終わってて忘れてることが多い。
    読みなおしたいけど簡単にパラパラ読めるボリュームではないのが辛いところです。

  • 昭和二十八年、裸女を殺害して、木に吊すという事件が蓮台寺温泉で発生。その犯人として逮捕されたのは、当時世間を騒がせた猟奇犯罪にことごとく関係者として連なっている作家、関口巽だった。関口は言う。「多分僕がやった。僕が木に吊るして逃げるところを自分で見ていたのだから」――とまどう捜査陣。事態を混乱させるがごとく、街に溢れる奇怪なる宗教集団。「宴」の始末はいよいよ本書にて明らかになる。

  • 終ったー!!!!!
    宴の始末も600P以上!合計1200P以上はさすがに長い!
    この話の恐ろしいところは、今までの京極堂シリーズすべてが
    伏線となっている事。全部読んでいないと理解できないです。
    レギュラーメンバーの他に、塗仏メンバー、
    さらに過去の作品のメンバーまで。驚きの大集合です。
    脳内整理が追いつきませんでした。
    バラバラだった話が、京極堂の元にぎゅっと集まってきた時の
    ワクワク感はたまりません。
    しかし、今回の薀蓄は無駄が多すぎた気がします。

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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