- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820340
感想・レビュー・書評
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短編集。ミステリ。
少しホラー寄りの作品もあり。
「重ねて二つ」が、死体の状況にインパクトがあり、短くまとまっていて好み。
「トランスミッション」は、主人公の奇妙な立場が面白い。
「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」は、舞台設定とハードボイルド感が好み。結末は…、たまにはこういうのもいいでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新冒険を読んだので葛城刑事が読みたくなって再読。なるほど、この彼がああなるわけですか、と勿体ないような気もしますがなんだか納得。重ねて二つや懐中電灯の本格の気持ちよさ、ロス~の初めて読んだ時の衝撃など思い出しました。カットアウトは初読の時もすごく好きでしたが、今回の再読では全く覚えていなかったトランスミッションとシャドウ・プレイが好みでした。自分の環境や重ねてきたものによって同じ本の感想でも変わってくるものですね。
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10年以上前に読んだ筈だけど、ほとんど記憶になかったので再読。
今読むとミステリでもなんでもない駄作が多い。 -
短編集。「黒のマリア」や「シャドウ・プレイ」などちょっとホラーテイストなやつが面白かった。
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男女はいかにして切り裂かれ、「雌雄同体の一個の生物の亡骸」となって密室に残されたのか?一本の「懐中電灯」が、完全犯罪を崩壊させる陥穽となったのはなぜか?選び抜かれた八つの作品が、本格ミステリの形式に鋭角の亀裂を走らせる!本格推理の嫡子、法月綸太郎の新世紀を予感させる、傑作第二短編集。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50803339.html
著者プロフィール
法月綸太郎の作品





