- Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820432
作品紹介・あらすじ
日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」の経営するテーマパークを訪れたN大生西之園萌絵と友人たち。そこでは「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失があったという。彼女らを待ち構えていたかのように事件は続発。すべてがあの天才の演出によるものなのか!?全編に漲る緊張感!最高潮森ミステリィ。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
これで終わり?
-
久々に再読
-
もう最後までずっとクライマックス感満載でした。
真賀田四季、恐ろしいです。
掌で転がされるとはこの事かもしれません。 -
既読
文庫版 -
S&M最終巻。
これで、このシリーズ再読も完結。
13年の月日を経ての再読は、モノの見方、モノの考え方、モノの捉え方を変えていた。
萌絵の言うところの「馬鹿になった」のかもしれない。
再読なのに、中身を忘れていたために、完全に騙された。
壮大なミステリーだったな。(ホントか?)
犀川先生と萌絵の関係性がとても好きだ。
萌絵は、シリーズはじめに比べたら、犀川先生言うところの「退化」もしくは、萌絵の言うところの「年齢を重ねて馬鹿になった」と思う。
それがまた、面白い関係性を産んでいる。
「懲りた?」と聞くところでは、ニンマリしてしまった。
シリーズ再読なので、この後の別シリーズがうまくリンクしていることを把握しているが。。
再び、森ワールドの泥沼にはまるのは、とりあえずまた今度にしよ。
『でも、これが、あらゆる感情の中で、最も知的で、最も人間的なものだよ』
『え?何がですか?』
『わからない、という感情』
自分は、最も知的で、最も人間的な感情の上に、日々立っている。
知りたくても、自分の努力だけでは知り得ないものたちの上に。 -
「わからない」
-
S&Mシリーズ最終巻。犀川先生のことが好きすぎて、出てきて会話をしているだけで幸せな気持ちになる。もはや恋。犀川先生に会いたい!犀川先生が真賀田四季に惹かれるのがなんだか切なかった。彼女はだめだよ、先生。ラストはとても感傷的な気分になって終わった。あぁ、もう一度すべてがFになるを読みたい。本当に大好きなシリーズ!
-
思いの外萌絵ちゃんと同じように騙されてしまっていて,その哲学的な人間性への問いかけとある意味同義なのだけど真賀田四季と犀川先生との会話に圧倒されました.もう一度「すべてがFになる」を読もうっと.OUTSIDERとINSIDERの違いに注目して.
著者プロフィール
森博嗣の作品





