QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820630

作品紹介・あらすじ

「明邦大学・七福神の呪い」-大学関係者を怯えさせる連続怪死事件は、歴史の闇に隠されていた「呪い」を暴こうとする報いか!?ご存じ、桑原崇が膨大な知識を駆使し、誰も辿り着けなかった「七福神」と「六歌仙」の謎を解き明かす。そして浮かび上がった事件の真相とは?前作「百人一首の呪」に続く驚異のミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ハマる歴史ミステリシリーズ。推理ものの本筋より七福神のくだりがゾクゾクするほと面白い。

  • 図書館にて借りる。全ての謎がババババっと解き明かされていくところにおお~っとなる。すごくすっきりするわ~。

  • (あらすじ)内容(「BOOK」データベースより)
    「明邦大学・七福神の呪い」―大学関係者を怯えさせる連続怪死事件は、
    歴史の闇に隠されていた「呪い」を暴こうとする報いか!?
    ご存じ、桑原崇が膨大な知識を駆使し、
    誰も辿り着けなかった「七福神」と「六歌仙」の謎を解き明かす。
    そして浮かび上がった事件の真相とは?前作「百人一首の呪」に続く驚異のミステリ。

    ++++++++++++

    事件の謎はともかく、七福神の謎がものすごく面白かった!
    図書館で借りて読んだけど、原本買おうと思います。
    歴史や和歌などの謎について興味がある人にはお奨めの1冊です。

  • シリーズ第2弾、ますますディープになっていく。
    こんな発想誰にもできないでしょう。
    再読してみてますますこのシリーズのすごさを実感しています。

  • なんだか民俗学に詳しくなった気になれる一冊。”六歌仙”と銘打ってあるけど、最初は何故か七福神のお話ばかりです。でも、これがあとでちゃんと繋がってくるんですね。とにかく、これもまた和歌が好きな人にはオススメかも。その他ちょっとだけど、カクテルにも詳しくなれるお得な本です。

  • 事件の真相もまあまあいいんだけどそれよりも何よりも六歌仙と七福神のつながりとか隠された暗号、悪意とかが俺の琴線に触れる触れる。ページをめくる手が止まらなかった。これが真相とはいえないし一つの説に過ぎないんだけどこういう説はとてつもなく面白い。感動。

  • 余計な殺人事件を読み飛ばしていかないと、なかなか難しい内容なので、頭に入ってこない。

  • 展開がボリュームの割に大変胸糞となっていますので
    読書の際はくれぐれもご注意ください。

    七福神の呪い、をベースに起きてしまった
    殺人事件を追いかけたものです。
    ですが、そこに秘められたものはとてつもないものが
    あったわけでして…

    後半のある家が抱えている壮絶な秘密(しかも強烈なの)を
    知ったとき、すべてが裏返るはずです。
    でも…

    やっぱり胸糞。

  • 七福神=六歌仙。
    現代の殺人事件の推理部分よりも事件解決のために語られる歴史の謎解き部分の濃さは前作と同じでした。
    権力者を取り巻く闇は深くて濃いなあ、と感じます。

  • 前作もそうであったが、本作も期待にたがわぬ面白さであった。六歌仙・七福神そしてそれらの時代背景に至るまで、ものすごい知識量を背景にきちんとした論理展開がされており、リアルとフィクションとの境目が分からなくなるほどだ。これには脱帽。

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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