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- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820654
感想・レビュー・書評
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同シリーズの短編もの。
5作どれも短いが二転三転する推理もので単純に面白かった。
『本格ミステリ・ベスト10』2000年1位詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10年前の著書だから携帯電話なんかのトリックはもうありえないけど(まったく携帯なんて想像もできなかった昔、御手洗が腕時計をしていないことを馬鹿にされ「驚いたことに、僕は電話も持ち歩いていません。時計も電話もどこにでもあるからです」と言うシーンがとても好き)、
それ以外のトリックもなんつーか厳しいなあ、と感じた。本人のあとがきを読むと、これはかなり会心の作品集だと言っていたが、まあ当時はそうだったのかなあ。
トリックのオチがレズオチだったり(なんか短編に多くないっすか、レズオチ。法月に限らずだけど)、我田引水もここまで来ると笑える、というのは島田御大だけでいいよ、と・・・。特にリターン・ザ・ギフト、途中で眠くなるほど無理やりだった。すべて記憶には残るから、おもしろかったという感想でもいいんだけどね。 -
法月さんはやっぱり読みやすい。そして面白い。
出てくる人物がいい味出してるなー。 -
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