- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820760
感想・レビュー・書評
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短編は元ネタを知ってる話は無かったが、一つを除いてなかなかおもしろかった。
ただ、座談会はいらない…
でも、その価値がわかるような人が読めばまた全体的に違った印象なのでしょうね。 -
遊び心いっぱいのパスティーシュが楽しい。
ジョン・ディクスン・カーに対する愛もたっぷりで、カー対談やカーの全作品を語るなど、カー初心者の道標としてもいいかも。 -
短編集。
一番気に入りは「素人カースケの世紀の対決」。うっわあ、ばかだなぁと思いながら、にやにやしながら読む。『読むリエ』という推理小説に精通した人が、お客に合った小説を見繕ってくれる。最初のページ数行を読んで、テイスティング。ビンテージ(初版発行)物が20万とかしたり。新刊本を発売一日前に用意する、という。ボジョレヌーボー(新刊)。 さあ、笑おう。
樓主は笑った。面白かった。『読むリエ』のお勧めを聞かされていると、その本を読みたくなるんだからすごい。
え、ああ。ほかの短編も良い出来です。
でも樓主が気に入ったのは、カースケ。
弱ったのが、ジョン・ディクスン・カーの全作品を論じる、とあった随筆ページ。少し読んで、本を閉じました。
興味を覚えたんだよ、カーに。でもね、だからね。ネタ晴らしされちゃ困るんだよ(泣笑)
ということです。これから読む方は随筆ページには気をつけましょう。
著者プロフィール
二階堂黎人の作品





