百鬼夜行-陰

  • 講談社 (1999年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061820807

みんなの感想まとめ

短編形式で描かれるこの作品は、独特の世界観と深いキャラクターが魅力です。百鬼夜行シリーズのサイドストーリーとして位置づけられており、シリーズを先に読んでおくことでより楽しむことができます。読者からは、...

感想・レビュー・書評

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  • 短編ということで期待せずに読んだのですが、意外におもしろかった。
    百鬼夜行シリーズを読んでから読むべし。
    でないと登場人物や意味がわからないでしょうね。

  • やはり京極夏彦は長編です。
    最後の川赤子だけ姑獲鳥の夏のプロローグになっているので面白いが、他の短編は印象に残らない駄文に思う。
    ぶちぶちと印象が途切れる感じがしてつまらない。
    やはり京極夏彦は長編です。

  • 『姑獲鳥』~『塗仏』までの〈京極堂〉シリーズのサイドストーリーという趣。

  • 多分二度目の読了かな?短編集。
    以前もそうだったけれど、なかなか読むのに時間がかかる。と、いうより続けて読みたいと思わないので、本そのものから何故か遠のいてしまう。おそらくは、本編の話を思い出すことに都度都度苦労しているのかな?長編は時間を忘れてよんでしまうのだけれど。
    面白くないわけではないです。暗くて良い感じ。

  • 1999年発行、講談社のノベルズ版。10編。決してつまらないわけではないのだが、短くて物足りない。この登場人物、どの本に出てきたかが気になる。全く覚えていないから調べたくなる。きりがなくなりそうなので調べないし、この本の内容だけでも面白いからいいのだが。そういう意味でどの本のどの時期の話かがはっきりわかる「川赤子」は安心できた。

    収録作:『小袖の手』、『文車妖妃』、『目目連』、『鬼一口』、『煙々羅』、『倩兮女』、『火間虫入道』、『襟立衣』、『毛倡妓』、『川赤子』、

  • 百鬼夜行シリーズの姑獲鳥~塗仏の宴の登場人物のサイドストーリー。
    だいぶ前に購入していたのですが、本編を塗仏まで読めてなかったので積読になってました。一番内容を覚えているのが姑獲鳥で、順番的に一番新しく読んだはずの塗仏の内容をさっぱり忘れているという不思議…いや、残念脳。
    独立した短編としても十分楽しめると思いますが、やはりああこの人…と思い出しながら読むのが楽しかった。まさに百鬼夜行シリーズに捨てるとこなし。人物相関図を載せた公式ガイドブックがほしいところ。
    「川赤子」がなんだか切なかった。関君はもっと雪絵さんを大切にしてあげて…。でも雪絵さんはそんな関君のことが好きだから連れ添ってるんだろうな。京極夫妻の話も読みたい。

  • 『姑獲鳥の夏』から『塗仏の宴』までの影のエピソードというか、登場人物たちをまたちがった角度から描いた短編集。シリーズ既読であることを前提に書かれている作品も多いのだが、独立したエピソードとして楽しめるかどうかというと、そこは客観的には判断できない。なぜなら、ぼくはシリーズ当初から読んでいるわけですからね。
    イメージ゙的にいちばんぼくが怖いのは冒頭の「小袖の手」です。箪笥にしまった着物の袖がふっともちあがり、そこから手が……。箪笥というのはなんとも不可思議な空間のような気がするのですよ。あと「毛倡妓」というのも怖い。その時はなんでもなかったものを、ふと、あれはいったい何だったのだろうと思い返す恐怖。このテーマで書かれた話はけっこう数多いと思うのですが、これもその中にあって秀逸。

  • 疲れてきた

  • 1999年。読んでいるのは「完本」の前のノベルズ。百鬼夜行シリーズの姑獲鳥~塗仏の宴の登場人物のサイドストーリー。記憶と記録を頼りに読み進めたw
    「小袖の手」絡新婦の理?杉浦隆夫。
    「文車妖妃」姑獲鳥の夏。久遠寺涼子。
    「目目連」絡新婦の理。平野祐吉。
    「鬼一口」?。鈴木敬太郎。久保竣公と出会ったらしい。
    「煙々羅」鉄鼠の檻(おそらく出てないけど関係者)。棚橋祐介。箱根の消防団、といえばああーと思い出した。
    「倩兮女」絡新婦の理。山本純子。
    「火間虫入道」塗仏の宴。岩川真司。
    「襟立衣」鉄鼠の檻。円覚丹。
    「毛倡妓」姑獲鳥の夏、魍魎の匣、絡新婦の理、塗仏の宴、邪魅の雫。木下國治。
    「川赤子」トリは関口くん。姑獲鳥の前日談。けなげな嫁、かわいそうw

  • 姑獲鳥から塗仏に至る事件の背後に何があった!

    京極堂シリーズに登場した脇役たちの事件の背景が10話の短編として描かれている。

    1番怖かったのは第九話、木下の物語。

    最後は関口君が京極堂を訪ねる経緯を描いた姑獲鳥の夏のプロローグ。

    これでまた京極堂シリーズを読みたくなる。
    狡いな〜

  • 百鬼夜行シリーズ等に登場する人物に関する短編。短編だったので、シリーズの他の作品ほどの読みごたえはなかった。百鬼夜行シリーズの既刊のものを読んでから読んだ方が良い。

  • 再読。

    京極堂シリーズはなんども読み返してるせいか本書に登場する人物をほとんど覚えていた。

    好みは「俺を視るなァッ!」でおなじみの平野を描いた
    「目目連」。
    どの話もうっすら厭な感じ。
    おなじみの憑き物落としがない分その感じが読後も付き纏う、それはそれで味わい深かし。
    誰かあの坂を登って古書店に向かっておくれ。

  • 京極夏彦の京極堂シリーズ長編作品に登場する人物をさらに
    掘り下げる短編集。各話妖怪を表題にしており、その妖怪に
    見立てた「人のあり方」が描かれている。妖怪小説とあるが
    人間小説である。長編の世界をさらに深めるために読むのが
    正解なのだろうが、それぞれが妖怪の生まれる瞬間を描いた
    小説であるとも言えるだろう。妖怪は人間がいなければ記述
    され得ないのだ。全体に渡って抑圧された過去という構造が
    多いのが少し気にはなったが、あっという間に楽しんで読む
    ことができた。

  • 特定の妖怪絡みっぽい話を戦後すぐの時代を舞台に妖怪ごとに描いた作品集なんだけど、全然面白くなかった。

    夢枕獏さんの『陰陽師』みたいな優雅さもないし、なんだかパサパサした話なんだよね。
    どれも。

    『鉄輪』が生成り(なまなり)…小ぶりな瘤のような角
    『葵の上』が中成り(ちゅうなり)…角のある般若の面
    『道成寺』が本成り(ほんなり)…ヘビの面
    この辺のネタは嫌いじゃないんだけど…。

    京極さんは肌に合わないかも…。

  • それぞれ登場人物の事件の番外編。

    関口さんの奥さんへの態度、冷たい…。

  • 今までのお話しの脇役というより、発端ともなった人たち。その人たちが見ていたもの

  • 京極堂シリーズのスピンオフですが純粋に幻想ホラーとして楽しめると思います。全体的に内面描写とモノローグが多くて暗くて重い。
    オススメは「鬼一口」「倩兮女」「目目連」「煙々羅」「襟立衣」ですかね。

  • 今まで出てきた登場人物が語り部の短編集。こういう外伝的なものがすごく好きなので楽しく読めた。
    ただ、興味ない人のことをきれいさっぱり忘れてしまっていたので、この人どこで出てきたっけ?ということが多々あった。
    『けらけらおんな』が記憶に残った。
    『川赤子』は、関口も雪絵さんも不憫というか、関口は雪絵さんを大切にするべき。

  • 京極堂シリーズの今までの登場人物(主に脇役)を主人公とした10の短編。

    人の闇の数だけ妖怪は居る。
    その闇を精神病と解析したのが現代。
    その闇を妖怪の所業としたのが昔。

    その人の闇が晴れるならば、
    フロイトだろうが、安倍晴明だろうが、
    どちらでも良い。

  • 期待はずれ。理解が浅いのかもしれないが、全く面白さを感じられなかった。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ):一九六三年北海道生まれ。九四年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。九六年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞。〈巷説百物語〉シリーズ、〈豆腐小僧〉シリーズなど著書多数。

「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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