百鬼夜行-陰 (講談社ノベルス)

著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (1999年7月15日発売)
3.37
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  • レビュー :129
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820807

作品紹介・あらすじ

揺るぎ無いはずの「日常」が乱れる時、人の心の奥に潜む「闇」と直面する。精神の内からわき出る「妖怪」という名の怪異。他人の視線を以上に畏れる者。煙に格別の執着心を持つ火消し。笑うことができない峻厳なる女教師。海に強い嫌悪感を抱く私小説家。人が出会う「恐怖」の形を多様に描き出す十の怪異譚。

百鬼夜行-陰 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 百鬼夜行シリーズの姑獲鳥~塗仏の宴の登場人物のサイドストーリー。
    だいぶ前に購入していたのですが、本編を塗仏まで読めてなかったので積読になってました。一番内容を覚えているのが姑獲鳥で、順番的に一番新しく読んだはずの塗仏の内容をさっぱり忘れているという不思議…いや、残念脳。
    独立した短編としても十分楽しめると思いますが、やはりああこの人…と思い出しながら読むのが楽しかった。まさに百鬼夜行シリーズに捨てるとこなし。人物相関図を載せた公式ガイドブックがほしいところ。
    「川赤子」がなんだか切なかった。関君はもっと雪絵さんを大切にしてあげて…。でも雪絵さんはそんな関君のことが好きだから連れ添ってるんだろうな。京極夫妻の話も読みたい。

  • 今まで出てきた登場人物が語り部の短編集。こういう外伝的なものがすごく好きなので楽しく読めた。
    ただ、興味ない人のことをきれいさっぱり忘れてしまっていたので、この人どこで出てきたっけ?ということが多々あった。
    『けらけらおんな』が記憶に残った。
    『川赤子』は、関口も雪絵さんも不憫というか、関口は雪絵さんを大切にするべき。

  • 京極堂シリーズは憑き物落としの話。
    そしてこの「陰」は、「姑獲鳥の夏」から「塗仏の宴」までの
    憑かれる過程が書かれたサイドストーリー集。
    じわ~っと気持ちが悪いです。
    無性に本編を再読したくなるのですが、
    私にはその勇気が無い。どれも厚すぎる~~;

  • 特定の妖怪絡みっぽい話を戦後すぐの時代を舞台に妖怪ごとに描いた作品集なんだけど、全然面白くなかった。

    夢枕獏さんの『陰陽師』みたいな優雅さもないし、なんだかパサパサした話なんだよね。
    どれも。

    『鉄輪』が生成り(なまなり)…小ぶりな瘤のような角
    『葵の上』が中成り(ちゅうなり)…角のある般若の面
    『道成寺』が本成り(ほんなり)…ヘビの面
    この辺のネタは嫌いじゃないんだけど…。

    京極さんは肌に合わないかも…。

  • それぞれ登場人物の事件の番外編。

    関口さんの奥さんへの態度、冷たい…。

  • 今までのお話しの脇役というより、発端ともなった人たち。その人たちが見ていたもの

  • 京極堂シリーズのスピンオフですが純粋に幻想ホラーとして楽しめると思います。全体的に内面描写とモノローグが多くて暗くて重い。
    オススメは「鬼一口」「倩兮女」「目目連」「煙々羅」「襟立衣」ですかね。

  • 京極堂シリーズの今までの登場人物(主に脇役)を主人公とした10の短編。

    人の闇の数だけ妖怪は居る。
    その闇を精神病と解析したのが現代。
    その闇を妖怪の所業としたのが昔。

    その人の闇が晴れるならば、
    フロイトだろうが、安倍晴明だろうが、
    どちらでも良い。

  • 期待はずれ。理解が浅いのかもしれないが、全く面白さを感じられなかった。

  • 鬼の話と見られてる話が面白かった!シリーズ読み返したくなりました。

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