ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ (講談社ノベルス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820838

感想・レビュー・書評

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  • ドッペルゲンガー。
    幼き頃、無条件で恐怖を覚えた言葉。
    そして同時に好奇心を刺激された言葉。この言葉に惹かれる気持ちは歳を重ねた今も変わらない。

    小説レビュー。
    登場人物は多めだが、皆個性がハッキリしていて際立ちがいい。また名探偵2人というのが特に興味をそそられた。

    名探偵2人なのにも関わらず、綺麗に噛み合っているのも素晴らしかった。

  • 登場人物が多くて混乱するかと思ったけど、それぞれのキャラがしっかり立っていてスルスルと読み進められた。

  • 大学生の推理サークルが失踪した女子高生の捜索を依頼され、流氷館で起こる事件に巻き込まれる。ドッペルゲンガーの名に相応しく、そっくりの二つの屋敷、双子といった題材を扱い、名探偵も二人となかなか凝った作品。
    屋敷のトリックは今時だと驚きは少ないのですが、犯人をしぼりこんでいく推理は丁寧かつ明瞭でよかった。またあからさまに怪しいのに事件への関連がわからなかったあれやこれや(タクシーとかね)が、推理を経て繋がっていくのも気持ちよかったですね。
    事件の起こっている屋敷側の人々の様子は携帯電話でしかわからないというのが臨場感が足りず物足りないなと読んでいるときは思いましたが、読者も外側にいる主人公たちと同じ情報しか得られないという意味ではよかったのかもと思い直した。
    また、なんでこんな事件わざわざ、おこしたのかという動機の問題についてはいろいろと準備されていたものの少しとってつけた感があって物足りなかったかなと。
    今作ではキャラにはあまり愛着をもてなかったのですが、続編読んでみようかなと思います。

  • 館もの、読む前からわくわくせずにはいられなかった。
    話やトリックは面白かったのだが、ユイとカケルの掛け合い部分がどうも好きになれなくて。
    ユイの登場シーンがシーンがあまり良くなかったので、ユイがあまり好きじゃないんだよな~。残念

  • あかずの扉研究会シリーズ。シリーズの中で一番好き。

  • 有栖川有栖の学生ありすシリーズを思わせるちょっと学園ラブコメありの本格推理もの。

    《あかずの扉》研究会の個性溢れるメンバ6人も楽しいです。
    主人公の語り手はワトスン役で探偵役が二人いる。
    この二人が全く別の立場で別の角度から推理を進めて行くのも面白いです。

    推理マニアの方には低い評価も多いようですが、かなり楽しめました♪

  • あかずの『扉』研究会シリーズ。

  • ハル爺の超お気に入りシリーズ第1作!本格的な「館」モノ♪犯人の意外性も申し分なく、登場人物も魅力たっぷり!

  • 複雑すぎて、求めてる本格ミステリとは違った

  • 主人公の余計なくだりが多過ぎキャラが見えない

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