ハサミ男 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1163
レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820883

感想・レビュー・書評

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  • えぇ~!
    二度読みでした。
    これまで読んでこなくて残念。

  • 主人公は、女子高生の喉にハサミを突き立てる猟奇殺人犯〝ハサミ男〟。入念に下調べをしていたターゲットを模倣犯に横取りされたハサミ男は、真犯人を追い始める...。
    この出だしだけでも、面白いですよね! でも、叙述トリックのミステリーだから、ひと言もネタバレできない( ̄▽ ̄;)
    殊能将之さんのデビュー作。メフィスト賞受賞。

  • すっかり騙されました。思い返してみると確かにというところがたくさん。ただ、最後はかなり唐突な終わり方。もう少しハサミ男(本物)に対する客観的描写や、ハサミ男(偽物)の犯行動機などがしっかりあればよかった。

  • おもしろい!
    殺人者目線での犯罪準備、特異な精神構造がみせる不気味で知的な会話劇、皮肉なユーモア、魅力的なキャラクターの応酬
    だけでも満足感高い作品なのに、二重三重の罠にひっかけられて最後まで気を抜けないおもしろさ。
    怪しい怪しい、怪しいとわかっていても結局だまされたーってなる。
    事件とその幕引きの凄惨さに不釣り合いなのどかな結末、と思いきやの不穏なセリフでしめるラストも秀逸。解説の通り「よく引き締まった、どちらかというと硬質な文章が、歯切れよく繰り出される」心地よさと、皮肉の利いた視点、明るくないユーモアが癖になる。初めての作家さんだったけど、限られた著作はすべて読ませていただこうと即決した作品。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を捜す羽目に…。殺人願望と自殺願望という狂気の狭間から、冷徹な眼で、人の心の闇を抉るハサミ男。端麗なる謎!ミステリ界に妖しい涼風が!第13回メフィスト賞受賞作。

    ミステリーにはよくある展開だったし、途中、誰のことを言ってるのか分かりにくい箇所もあったけど、さくさく読み進めることができた。

  • ハサミ男というタイトルからして
    まんまと騙されました。

    何の予備知識も無く読んだのが
    良かったのかもしれません。

    叙述トリックが無ければ
    なんて事ないミステリーに為りかねないですが、、

    本物の犯人が模倣犯を探すという設定や
    猟奇的な犯人を魅力的に感じさせてしまう、
    作者のユーモアさが散りばめられている所が良かったです。

    殊能将之さんの作品は
    これが初めてなのですが
    他の作品も読みたいと思いました。

  • タイトルのインパクトもあり、ずっと読みたいなと思っていた作品でしたがやっと読了。
    序章でまんまと心掴まれ、本の厚さの割にはテンポが良く面白かったです。

    叙述トリックについては予想出来ましたが、真犯人についてはなるほど、という感じでした。

    後半はひどく後味悪いというか、違和感があるというか・・。でもすごく読み応えのある作品でした。

  • 読後に「Oh no!!」と叫び出したくなりました…

  • あっと驚くどんでん返しのある展開もすごいんだけど、1人称視点のハサミ男のキャラクターがとにかく魅力的。頭がキレてサイコパスなハサミ男が着実に真相に辿り着く様子や、偏見に満ちたマスコミ報道や他人の悩みなどをばっさり否定する様に爽快感さえ覚えた。

  • 今読んでいる「ハサミ男」で「四枚切りの食パンなるものをほとんど憎悪していた。」と主人公のハサミ男が言っている場面がある。私は初めて四枚切り食パンを食べた時に「食パンの厚さが違うだけでこんなにも美味しさが変わるのか!?」ってビックリして、それ以来4枚切りをこよなく愛しているのに。

    殊能将之「ハサミ男」読み終わったけれど、とってもイヤーな読後感。「え!?こんなのあり?」と叫びたい!「あ~!ネタバレしたい!(笑)」ハサミ男は誰か?ハサミ男の模倣犯は誰か?当たるわけない。私は題名からして騙されていたから。ただ、”おふらんど”の自家製ミートパイは美味しそうだった。

  • まんまと騙されました。どこからが日高で安永か…?もう一度読まないと分からない!このあとハサミ男はまだ犯行を繰り返すんでしょうか。一つの事件を様々な面から見れて面白かったです。

  • どんでん返しがすごい、と前から口コミで聞いていて、期待して読んだ。
    たしかに、大どんでん返し。
    どんでん返しすぎて、なにがなんやら混乱したくらい。
    ところどころ読み返して、ああ、そういう、こと?で、いいのかな?と。
    結末にたいしての認識があってるか自信がない。

    「わたし」の容姿のイメージが全然わかなくて読み進めるのに苦労した。
    それも伏線だったのね。

    結末を知った上で最初から丁寧に読み直したらスッキリするのかも。
    また時間を置いて、再読しよう。

    最後の1行にゾクッとした。怖い…。
    こういう終わらせ方好き。

    表現がグロいところもあるので注意。

  • タイトルにまんまと騙された
    おもしろい

  • 2018/2/11

  • 途中から話が分かっちゃったけど、もう一度最初に戻って読まずにはいられない。え、もしかして、あれ??ってなるのはイニシエーションラブみたい。

  • 20160206

  • 面白かった。タイトルが秀逸!
    動機についてもう少し触れてほしかった。

  • すっかり騙されました。

    ハサミ男の被害者は、ハサミ男自身の分身てことなんだろうな。主人格?(医師)はかなり知能が高そうだし。つまり殺人は自殺の一手段→自分を殺す、ということなのか。
    でもトイレの描写が伏線の一つだったとは…

  • 再読。
    衝撃的結末で今なお名作扱いされる,故・殊能将之氏のデビュー作。
    ネタを分かったうえで読むと,1つも不自然なところがない。オチだけでなく事件そのものも秀逸。

  • よくできた叙述トリックです

  • うーむ。
    話は面白いとは思う。
    が、なんというかミスリードが下手すぎるというか、あからさまというか・・・
    「はい。今ここミスリードしていますよ。テストに出ますよ!」
    って感じがアリアリでそこが残念だった。
    その辺がうまければかなり面白くなると思うんだけどな。
    もったいない。
    あともうちょっとキャラクターたちの個性が欲しかった。
    けどまあ面白かったですよ。
    そこはホント。
    降車駅乗り過ごしそうになったもの。何度も。
    それだけにやっぱりおしい。

  • 女子高生を絞殺したあと、死体のノドにハサミを突き刺す連続殺人事件を扱ったお話。
    犯人が誰かってよりは、小説を読むときに想像していた犯人の実像に「えっ?!」って最後になって驚かされるお話です。
    映画化されているけれど、これは小説で楽しむお話なんじゃないかな?
    実際の殺人の動機とか経緯とかはよくある話だけれど、とにかく最後の大きな逆転がインパクトのあるお話でした。
    変な部分もあるけれど、きれいにだまされて面白かったです。
    内容は、これから読む人もいるかもしれないから書きません。

  • イニシエーションラブでどんでん返しに目覚めて読んでみた。似たような感じかなー。見事騙された!

  • うまく騙されました!

  • 気持ちよくだまされた。おもしろかった。

  • 勘のいい方ならトリックに気づくかもしれませんね。
    もしかして…?おかしいぞ…?と思っていたことが、後半ですいすい解かれていく気持ち良さがあります。

    しかし、騙されました。
    ある程度までは辿り着けたのですが、それで終わらない。更に予想しなかった展開で裏切られ……。
    詳しく語るとネタバレになってしまいそうなので抽象的すぎますが。文章も難しくなく読みやすいですね。

    医者のキャラがいい味出してる(笑)

  • 全体に流れる暗い雰囲気と、トリックが秀逸です。このころのミステリーは時代に合わせてトリックが多種多様化してきて面白かったです。映画化した時はどうやって映像化するんだろうと思いましたが、まああの手法しかないですよね、といった感じでした。

  • どんでん返しがあるのがわかってたのに、見事にだまされた。話に斬新さはないかもだけど、上手な構成である。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou16801.html

  • オチがびっくりする本を探してて見つけた本。すごーーく面白かった!まさかそんな結末?!とびっくり仰天!先入観とは恐ろしや。。。
    二重人格でサイコパスでこりゃあ怖い。もうすこし知夏のことを詳しく知りたくなった。

  • 終盤、あれ?話し手の性は逆じゃなかったかな、えっ、この人だれ?という状態。なんだか警察側の登場人物の名前も主要以外が全然頭に入らなかった。「お前は顔しか見ていない、手を見なければダメだ」。病院の彼女の手はどうだったんだろうなぁと思った。

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著者プロフィール

1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』(いずれも講談社文庫)がある。 2013年2月、逝去。

「2016年 『子どもの王様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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