百器徒然袋-雨

  • 講談社 (1999年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061821002

みんなの感想まとめ

この作品は、榎木津を中心に展開するスピンオフで、彼の傍若無人な魅力が存分に引き出されています。京極堂との絶妙なコンビネーションが描かれ、思わず笑ってしまうような大暴れの場面が満載です。読者は、榎木津の...

感想・レビュー・書評

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  • 476ページ2段構えのボリューム(*_*)
    スピンオフなのにさすが破壊神・榎木津!!
    三遍すべて大暴れの大活劇でございます笑
    面白すぎてあっという間に読了です。

    実は絡新婦までしか読んでいないのですが…
    我慢できずフライングで読んでしまいました。

    神さま榎木津さま…が主役のこの作品では京極堂が嫌だと言いながらも榎木津と一緒に大暴れです。
    こんな京極堂はこの作品しか見れない笑

    いや〜楽しい一冊でした♪
    語り部となった新たな下僕は誰なんだ⁇
    そこだけは最後まで謎だった_φ(・_・



    • 土瓶さん
      あっ! ズルです。順番飛ばしましたね。
      まあ本編とあまり関わってないので大丈夫でしょう。
      痛快活劇物語。
      本編のおどろおどろしさはいっ...
      あっ! ズルです。順番飛ばしましたね。
      まあ本編とあまり関わってないので大丈夫でしょう。
      痛快活劇物語。
      本編のおどろおどろしさはいったいどこへ、という話ばかり。

      関口が、不憫(笑)
      2023/11/04
    • みんみんさん
      塗仏を読まないで我慢できずつい(゚-゚*;)(;*゚-゚)
      「風」は我慢します笑
      塗仏を読まないで我慢できずつい(゚-゚*;)(;*゚-゚)
      「風」は我慢します笑
      2023/11/04

  • まさか、「天狗」で話されていた結婚式を滅茶苦茶にした件が、ここに書かれているとは。
    どの巻の後に読めば良かったのだろうかと悔やんでいたのですが、思っていたよりもはやく美弥子さんに再会でき嬉しかったです。

    骨董屋やいさま屋さんは榎木津さんに渋々振り回されているのだろうなぁと今まで思っていたのですが、作戦にのっている姿をみて認識が変わりました。結構ノリノリだったのですね。

    今回、視点が新鮮でどれも面白かったです。

    彼は、榎木津一味に加入したという認識で良いのでしょうか?

    次⇒陰摩羅鬼の瑕

  • 一番好きな榎木津が中心に書かれているスピンオフ?的な話。
    ある意味本編よりも面白かったかも。
    相変わらず傍若無人で好き放題の榎木津。
    天真爛漫というかなんというか笑

  • 榎木津礼次郎ここにあり!
    というお話。

  • あくまで外伝。普段のシリーズの空気が好きな人は、それを入念に心に置いてお読みください。
    ものすっごい笑いました…!いつもの雰囲気は何処へ、ギャグもいちいち面白く何度も笑ってしまいました。
    見処(笑い処)をいくつか。

    【鳴釜】
    「僕」が依頼した、一話目。
    異様に腰が軽い京極堂の、「あ――悪趣味なことを考えてしまった」から始まり榎木津のカマ大暴走を経て幸せな結末という異色。
    見処としましては榎さんの赤ちゃん大好きっぷりと榎さんの美貌(笑)に見とれた受付嬢との会話力です。すっごい笑います。
    あと鳥ちゃん久しぶりー!となりました。うへぇ。

    【瓶長】
    木場さんと京極堂の、顔の怖さが大活躍の二話目。
    桜田組の木場修太郎って何ですか…もう、面白すぎる。供述が取れた後の木場さんの身の変わりは格好いいです。流石、桜田組(笑)。京極堂辺りはもう劇団入れば良いんじゃないかと思いますね。
    回を追うごとに話が面白くなるのですが、瓶長は顔がニヤニヤするのを押さえられなくなりました。

    【山颪】
    我らが下僕王、関口の登場する三話目。事件としてはすごく辛いものですが、一番笑った話でもあります。
    わたしが一番好きなのが、伊佐間くんと関くんの会話。二人とも短文で、続かないのに通じあってる感じがなんとも可愛い。突っ込みがいないのでボケ倒しなんですね。益田が入った瞬間に賑やかになるのも好きです。
    あと前二話では榎さんに持っていかれ気味だった京極堂が押してます。いちいち関口の悪口をいう辺りは相変わらずですが、足の痺れた関口の膝を、分かってて触るとか意地が悪い(笑)
    面白かったです。


    外伝だからこそのこの雰囲気ですが、良いですね!楽しかったです。

  • 神様ぶっとびすぎだろおおお!!面白すぎてどうしてくれる!高笑いする破壊神榎木津礼二郎。いやー本当笑ったわ。カマオロカが気持ち悪くて大好きだよ!なにあいつ!なんか読んでると殴りたくなってくるんだもの!榎さんあんた30半ばなんだろ!?なにこの可愛さ!すっかり榎木津信者になってまうwww

  • こういうのもシリーズ番外編というのだろうか?特殊能力を持つ探偵の榎津礼二郎を中心に描くみっつの中篇。とはいえ、けっきょくのところ主要登場人物は勢ぞろいなのだけれど。
    第1話「鳴釜」は、事件のそのものはかなり陰惨なのだけれど、それに反してなんだかスラップスティックなおかしさがあるのは、事件の解決方法によるものだけか?それとも榎津のキャラクタに負うところが大きいのか?どうも、それよりも犯人たちのこういった人間関係というか上下関係そのものに滑稽なところがあるのだろうなあ。
    第2話「瓶長」。独立したみっつの中篇なのかと思っていたら、これはこれでつながりがあるようにつくってあるのだな。この編が本来の京極堂シリーズのイメージにいちばん近いような気がぼくにはしますね。瓶で室内室外とも覆い尽くされた屋敷というのは異様でイメージとして秀逸かと思います。
    第3話「山颪」。先の2話の語り手がこの巻では<下僕>の代役をつとめるのかと思っていたら、最後になって本家の関口氏が登場。どうも前後の事情があんまりよくは説明されてないのだけれど、それは本編にゆずるのだろうか?<百器徒然袋>なのにどうして<山颪>なんだろうと妙な気もする。この編もなんだか妙にスラップスティックで面白い。しかしもちろん、こんな経過が<紙しばい>になんてなるわけないですよね。うーむ。
    前作『百鬼夜行-陰』の<妖怪小説>はなるほどと思ったのだけれど、今回の<探偵小説>ってのはうなってしまう。高踏な冗談かもしれないと悪ぐみしてしまうのはぼくだけなのだろうか?(

  • 惰性

  • 1999年。再読。
    榎木津の大活躍。ってか暴れたいのか。
    「鳴釜  薔薇十字探偵の憂鬱」榎木津ぱぱの亀を探す。通産官僚の汚職脱税事件。
    「瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤」赤坂の瓶だらけの家の謎。茶道具屋の書画骨董贋作事件。
    「山嵐 薔薇十字探偵の憤慨」寺の親子になりすました父子の成敗

  • 探偵・榎木津を主人公にした番外編です。これまで番外編は積極的に読んできませんでしたが、「今昔百鬼拾遺 月」に登場した、篠村美弥子が登場する話があると知って興味がわきました。
    3編の中編が収録されていますが、榎木津が主人公だけあって、本当にしっちゃかめっちゃかな展開で笑えました。出番は少なかったですが、美弥子の活躍もカッコよかったです。
    物語の語り手である「僕」の正体が、最後までわからないのも上手いですね。

  • 電書メインで読んだので感想はそちらに。
    ただ電書ではなかったイラスト良いですね。連載時のタイトルページかな?

  • 気楽に読めます。オールスター運動会のような…

  • 京極堂シリーズに登場する榎木津礼二郎が主人公の痛快?
    活劇?
    喜劇です。

    とにかく可笑しい
    京極堂も可笑しい
    木場脩も可笑しい

    どこな浅田次郎のプリズンホテルを読んでいるような錯覚に陥る。

    主人公の名前は最後までわからなかったなー

  • 1999年発行、講談社のKODANSHA NOVELS。3編。榎木津探偵が大暴れする話。最初の2編は探偵が仕切っているからより大暴れな話となっているような気がする。最後の1編は京極堂が出張っているので多少はまともな話になっているかな。2編目はまったく奇想天外な話になっている。そして以外と大暴れしていなかな。でも、まぁ、すごくおもしろい。

    収録作:『鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱』、『瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤』、『山颪 薔薇十字探偵の憤慨』、

    初出:「鳴釜」小説現代12月増刊号メフィスト掲載、「瓶長」小説現代5月増刊号メフィスト掲載、「山颪」小説現代9月増刊号メフィスト掲載、

  • 京極堂シリーズの探偵、榎木津礼二郎が主役の中編が三話も!

    救いようの無い八方塞がりな状況の「鳴釜」、
    国際的な無理難題の「瓶長」、
    判断不能な怪現象の「山嵐」。

    ちゃんと京極堂も関口もでてきて、ピリッと短くて即解決!

    いつも長ーいのを読んでるから、
    なんだか得したような気分になってしかも三本。
    個人的には一本目の「鳴釜」が一番好きかな。
    とにかく探偵榎木津が大暴れしてほんとに痛快。
    あと、語り手の名前が明かされずに次々偽名で呼ばれていくのが面白い。

    最後の最後まで気になって仕方なかったー。

  • 榎木津神が主役?のお話。さくさくと心地よく読めます。名前不詳の語り部を、自分と重ね合わせて読むと感情移入ができました。最後に名前が明かされるので、今回だけの感じかな。
    刊行順に読み直しているのですが、間違えてしまいました。先に陰摩羅鬼だった。

  • 再読。

    このシリーズになると各々のキャラクターが濃くなるのは気のせい?ファンに向けてのサービスだと好意的に受け取っときます。
    意外なあの人の情報が蟻の一穴に的な展開は本当に読んでいて楽しい。

    本書を読むたびにこの物語を語ってるのはなんという名前なんだっけ?としばらく読み進めて思い、パラパラと読んだページを拾い読みすることを繰り返してるような気がする。

    またその仕掛けを忘れた頃に読み返したくなる本です。

  • <u><b>一人で笑っている変人に思われたくないなら、電車で読むのは厳禁</b></u>

    <span style="color:#cc9966;">救いようのない八方塞がりの状況も、国際的な無理難題も、判断不能な怪現象も、全てを完全粉砕する男。ご存知、探偵榎木津礼次郎!「下僕」の関口、益田、今川、伊佐間を引き連れて、さらには京極堂・中禅寺秋彦さえ引きずり出して、快刀乱麻の大暴れ!不可能状況を打開する力技が炸裂する3本の中編。</span>

    誰か、あのオッサンの 暴 走 を 止 め ろ !
    京極堂も完全に人が変わってます。益田も初期の設定を完全に無視しています。皆さん、自分のキャラ忘れちゃだめですよ。

  • 山颪が比較的分かりやすくておもしろかった!探偵一味が好きな人はたまらない一冊。個人的に、百鬼夜行メンバー勢揃いの中、塗仏で色々あった敦っちゃんと青木くんだけが出てないのが気になる…!

  • 百鬼夜行シリーズ、えのさんと愉快な下僕たちの中編集。
    えのさんサイコーもっとやれ!思わず声出して笑ってしまった。百鬼夜行シリーズでこんなに爆笑できるとは思わなかった。えのさんがかたくなに人の名前を覚えないの面白すぎる。語り手の「僕」の本名が最後に明かされても「で、誰?」となってしまった(笑)いざとなると阿吽の呼吸でえのさんと結託する京極堂、さりげに楽しんでるでしょあれ。えのさん好きの私としては、最高に楽しい1冊でした。
    志水アキさんのコミカライズも出ているようなので読みたい。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ):一九六三年北海道生まれ。九四年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。九六年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞。〈巷説百物語〉シリーズ、〈豆腐小僧〉シリーズなど著書多数。

「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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