- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061821118
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今まで読んだ歌野作品で一番好きかも知れない。
それぐらい読後の爽快感が良かった。
いくつかの独立したストーリーの関連が分かるラスト、
謎自体にも古めかしい魅力・恐怖があり、ページをめくるのが楽しかった。
人にオススメしたくなる一冊 -
これも若干わかりにくいですが、とても歌野さんらしいしかけの作品です。
ただ、初めて歌野さん作品に手に取るにはお薦めしません。 -
なんというか…
子供向け短編小説と、アメリカ下町物語は必要なの…?
いや、根本で繋がってるのはわかるんだけど、そして本編は面白いのに、正直だるい。
あと、カバーと中身間違ってないか何回か確認した。
感想は得になし。
見事に謎解きされましたね。という感想のみ。
だって本当に謎解きしかしてない…
あー、上で面白いって書いてますが、トリックというか謎と謎解きは面白いです。
話は別にどうとも思わない…
面白くないわけでもないけど面白くもない。
感想書きにくいなー。 -
こうへいくんとナノレンジャーきゅうしゅつだいさくせん
がめでたしめでたしでよかった。子供には泣いてほしくない。 -
3つの話にはある共通点があって、読み終えてから、なるほどね!と思った。時間と場所が全然違うところでの話だけれど、どれもスーッと入っていけた。
-
オススメして頂き、お借りして読みました。
うん、コレはミステリ好きなら読んでおかないとイカンでしょう、と。
本におさまってる短編のちぐはぐさの謎は、一冊とおして読み終わるとなるほどねと納得できて、そう言う仕掛けがまた楽しいですし、一編いっぺんも謎解きが楽しいんでとてもお得な気持ちになれます。
この謎、最初読んだときちっともわからなくて、トリックを知ったとき「あー、あぁー」と思いつかなかった自分にがっくり力が抜けました。 -
いくつかの時間と場所が重なり合っている少し特殊な構成です。「本格超巨編」という煽りには個人的に?ですが、最後の終わり方は上手い具合に力が抜けます。
-
<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062736357/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/4062736357.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" border="0" alt="安達ヶ原の鬼密室"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4062736357/yorimichikan-22" target="_blank"> 安達ヶ原の鬼密室</a><br>歌野 晶午 (2003/03)<br>講談社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062736357/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>太平洋戦争中、疎開先で家出した梶原兵吾少年は疲れ果て倒れたところをある屋敷に運び込まれる。その夜、少年は窓から忍び入る“鬼”に遭遇してしまう。翌日から、虎の像の口にくわえられた死体をはじめ、屋敷内には七人もの死体が残された。五十年の時を経て、「直観」探偵・八神一彦が真相を解明する。</strong></p></blockquote>
『こうへいくんとナノレンジャーきゅうしゅつだいさくせん』
『The Ripper with Edouard――メキシコ湾岸の切り裂き魔』
という何の関係もないような話に前後を囲まれて、『安達ヶ原の鬼密室』はある。
前半部分を読んだだけでは、何のためにここにこの二話が置かれているのかさっぱり判らず、単に短編集なのかと思わされる。だが、最後まで読むとそうではなかったことが判るのである。
主幹部分の『安達ヶ原の鬼密室』は終戦直前に起きた奇怪な大量死事件の謎を、五十年後にひょんなことから解き明かすことになるのだが、探偵・八神一彦の事件に臨む姿勢が一風変わっている。推理が嫌いで、まず想像によってストーリーを作り上げ、あとから理由をつけようというのである。だが、半世紀も前の 記録も関係者の記憶もおぼろげな事件の謎に鮮やかなストーリーを与えた手腕はまったくもって見事としか言いようがない。</font>
著者プロフィール
歌野晶午の作品





