- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061821255
感想・レビュー・書評
-
かなり昔読んでいたが、犯人を覚えていたのが印象的だった。
舞台はヴェネチア。
それだけでいいわぁと言う感じ。
久々に蒼と同じくらいの女の子も出て、華やかな感じに。
そして蒼と神代先生の養子問題。
ラストにさらっと決着がついてあれれと拍子抜け。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蒼の決断と、京介の独白。
深春の優しさ。 -
ヴェネツィアの小島に隠棲する未亡人に不吉な気配が忍び寄る。かつて求愛を受けた亡夫の息子が企てる島の売却話、招待した女性ライターの失踪、未亡人に寄り添う女彫刻家にも暗い過去が。ラグーナをわたる不穏な風はふたつの殺人を呼んだ。京介、そして人生の重大な決断を前に悩む蒼が迷宮のごとき街を走る。
-
ヴェネツィアの小島に隠棲する未亡人に不吉な気配が忍び寄る。かつて求愛を受けた亡夫の息子が企てる島の売却話、招待した女性ライターの失踪、未亡人に寄り添う女彫刻家にも暗い過去が。ラグーナをわたる不穏な風はふたつの殺人を呼んだ。京介、そして人生の重大な決断を前に悩む蒼が迷宮のごとき街を走る。
-
ずいぶん前に読んだ本。
蒼20歳。
ヴェネツィア。
富豪未亡人が隠遁している島に招かれた神代、京介、蒼たち。
予想通りの展開だがまあまあ。 -
今までの建築探偵の中で、一番よかった。
トリック(?)が甘くないとは言わないが、それを蹴散らすものがある。主役の4人が少し引いた形が、かえってよかったのかもね。
「この世に仮面なしに生きている人などいない」という言葉が切ない。
そして仮面の下の、悪意や絶望しか見えなくなってしまう状態の苦悩。その始まりは、それでも「愛」だったと思うし、愛だから余計に切ない。人間はこの愚かさから脱却することは、出来ないのか。
しかし、京介の過去については、このままわからないままずっと、ひっぱっていくつもりなんでしょうか? それとも、いつかは書いてくれると期待してていいんでしょうかね。 -
桜井京介シリーズ
ヴェネチアでの事件。孤島に住む未亡人と亡夫の息子との孤島の売却問題。
消えた日本人女性。占拠された島。殺害された使用人たち。現れた2つの死体は別の人間。
2009年6月21日再読 -
良かったです。ヴェネツィアの街がよくでていて、素敵でした。蒼の決意にも賞賛。