三姉妹、初めてのおつかい―三姉妹探偵団〈17〉 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821330

作品紹介・あらすじ

話は6年前。両親が旅行中の三姉妹にやっぱり事件が。三人を預かるはずの叔母・百江は、夫の秘書と二人で家出。叔父の会社は、金繰りに困って倒産寸前。倒れた叔父から三億円の小切手を届けるよう託された三姉妹は、無事おつかいを果たせるか?事態は、男に騙された元・短距離ランナーの悲劇とシンクロし…。

感想・レビュー・書評

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  • 佐々本綾子14歳、夕里子11歳、珠美9歳の時の事件。
    叔母さんの家に泊まりに行くところから、事件が始まる。

    いくつもの事件が、からみあって、最終場面にたどり着く。
    三姉妹以外の登場人物の結末は、必ずしも納得がいくものではない。

    人間味あふれる刑事が登場することは、作品の副題、いや主題なのだろうと思う。
    ちょうど、三毛猫ホームズ シリーズの片山刑事のようだ。

    最後に大学生らしい国友が登場するところだけが憎い。

  • 3姉妹が突然若返ります(笑)
    3児の魂100までもと言うが、この3人もご多分に漏れない事だろうと思う。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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